めんどくさい人の特徴とは?対処方法を知って人間関係に役立てよう!
1.めんどくさい人の特徴7つを紹介
2.人間関係ってどんな関係?
3.接し方はどうすればいい?
4.職場での対処法
5.自分を診断!あなたは大丈夫?
6.嫌いになっても大丈夫?
7.まとめ
職場やプライベートである人と話していると、なぜかイラっとしてしまう。そんな人が周囲に1人はいないでしょうか?
その人はひとことで言ってしまえば、周囲を疲れさせる「めんどくさい人」なのかも知れません。
「めんどくさい人」の特徴を知って上手にかわす方法を身につけましょう。
1.めんどくさい人の特徴7つを紹介
この人と話していると何だかイヤな気分になってくる、リラックスできない。そんな相手は何かしら相手に不快感を与えているものです。それは、いわゆるめんどくさい人と言えるのではないでしょうか。
それではそのイヤな気分を感じさせる原因はどんなところにあるのでしょう。めんどくさい人の特徴を見ていきたいと思います。
【①自分が一番じゃないと気が済まない】
会話の中で些細なことでも張り合ってくる人は、競争心の強いめんどくさい人と言えるでしょう。自分が一番じゃないと気が済まない相手との会話は、どこに相手の怒り出すポイントが潜んでいるかわからないために、疲れますよね。
さりげなく話した内容にムキになって張り合ってみたり、人の話の途中で「わたしの場合は…」などと相手の話の腰を折ってみたり。今流行りのマウンティング女子がこのタイプに分類されるめんどくさい人と言えそうです。
【②プライドが高い】
プライドが高く、会話の中に見栄や自慢を織り交ぜてくる人もめんどくさい人と言えそうです。自虐するふりをしながらの自慢、愚痴を言っているふりをしながらの自慢、など自慢の仕方も進化していてややこしいため、自慢された相手はなおさらモヤモヤとしたなんとも言えぬ不快感が残ります。
【③我が強い】
自己主張が強いタイプもめんどくさい人と言えるでしょう。自分の考え方ややり方が一番とばかりに、上から目線で会話を繰り広げてくる相手との会話はもはや拷問に近いでしょう。こちらの意見ややり方をやんわりとでも伝えようものなら、全力で否定されるので聞き役に徹するしかなく、徒労感だけが残ってしまいます。
【④否定・批判が多い】
会話の中で人に対する悪口や批判が多いタイプもめんどくさい人と言えるでしょう。悪口や批判が好きな人は、相手にも同意を求めてきたり、悪口に参加をさせたがるのも特徴です。
「そうだよね」「そういうとこあるかも」などとうっかりとでも言ってしまえば、共犯者に仕立て上げられてしまうし、反対意見でも述べようものならこちらに敵意が向けられてしまいます。対処に手こずるめんどくさい人と言えるでしょう。
【⑤理屈っぽい】
理屈っぽいのは自分に知性がある証拠、と思っているようなタイプもめんどくさい人と言えるでしょう。そんな屁理屈は聞かされる側からしてみると、ただつまらないだけということもつゆ知らず、理屈っぽい自分に酔っている雰囲気さえ感じられます。めんどくさい人決定です。
【⑥かまってちゃん】
かまってちゃんもめんどくさい人と言えるでしょう。やたらと飲み会や集まりに参加をしたがったり、仕事やプライベートの充実ぶりをアピールしたり。さらにはその様子をSNSにアップしたがる傾向がある人は、かなりのかまってちゃんの可能性が。SNSの友達の数が尋常ではない人もかまってちゃんの傾向が強いめんどくさい人といえそうです。
【⑦素直じゃない】
必要な場面で「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない素直じゃない人もめんどくさいタイプと言えそうです。またいちいちクールな態度を取られたり、もったいつけられてしまっては無駄なやり取りに時間やエネルギーを消費してしまいますよね。
そうした言動は自分では上手く装っているつもりでも、意外と人は冷静に見抜いているものです。一緒にいて気持ちよい人になりたいものですね。
2.人間関係ってどんな関係?
人間関係を選ぶことができる学生時代とは違って、大人になると会社やママ友付き合いなどいろいろな人間関係のしがらみが出てきます。ここではめんどくさい人間関係について見ていきたいと思います。
▼【職場の人間関係】
職場はプライベートとは違って、自分とは価値観の違う人や苦手な人とも付き合わなければいけない場所です。上司や同僚がめんどくさい人だからと言って、無視するわけにもいかないのが辛いところです。しかし毎日顔を合わせる上司や同僚がめんどくさい人だった場合、そのストレスは相当なものでしょう。
実際に業種や職種に関わらず、会社を退職する理由として常に上位にランクインされているのが「職場の人間関係」です。「給料はガマン料」などと言った言葉は、逆に言えばそれだけ職場の人間関係にめんどくささを感じている人が多いからとも言えるでしょう。
▼【ママ友付き合い】
年齢も生活環境もバックグラウンドも違ったママたちが、唯一の共通点である子供との関係を通して知り合い交流をする、というのがママ友の付き合いの大きな特徴とも言えます。万が一子供の幼稚園にめんどくさいママ友がいたら…、完全にスルーするわけにもいかないのが厄介ですね。
たまたま気の合うママ友と出会えればラッキーですが、そうとも限らないことは、SNSの投稿やさまざまなママ友付き合いの悩み相談からも想像するにかたくありません。ひとりめんどくさいママ友がいることによって、その集まり全体がドロドロとした様相を呈してしまう可能性をはらんでしまう、というのがママ友付き合いのめんどくささとも言えるでしょう。
またママ友の付き合いは、今まで良好であった関係であったとしても、ほんの些細な出来事がきっかけでトラブルに発展してしまうかも知れない、といった緊張感も常にあります。めんどくさそうなママ友には最初からあまり深入りせずに、あいさつだけは忘れずに距離を置くことが大切そうです。
▼【SNSの人間関係はめんどくさい?】
今やSNSのアカウントを1つも持っていない人の方が少ないのではないでしょうか。中にはいくつものSNSを掛け持ちし、熱心に投稿することを楽しみとしている人もいることでしょう。しかし世界中の人たちと気軽に交流ができる本来であれば楽しいはずのSNSに、実際はストレスを感じてしまっている人も実は多いことをご存知でしょうか。
友人や知り合いのリア充ぶりを見せつけるような度重なる投稿を目にして、思わず落ち込んでしまったりイラっとした気分になってしまった経験は誰にでもあるかも知れません。
中にはこれでもかと言わんばかりに生活水準の高さや友人の多さ、交友関係の広さ等をさまざまなテクニックを駆使してアピールすることに余念がない、という人が多く存在するのもSNSの世界の特徴とも言えそうです。
1、2度しか会ったことのない知り合いレベルの友達が山ほど増えてしまったが、微妙に知っているので整理することもできない、また職場の上司や同僚からの友達申請が断りづらい…、など本来であれば楽しいはずのSNSが気づいた時には現実と変わらぬ表面的なめんどくさい人付き合いの場と化してしまうことも多いようです。
さらにはすでにSNS中毒になっており、片時もスマホのチェックをしないと落ち着かない、ストレスを感じつつも友人や知り合いの動向が気になってついSNSを覗いてしまう…。そんな人もいることでしょう。そうした状況に万が一陥ってしまった場合は、一度冷静になるためにも、SNSの人間関係からスッパリと離れて距離を置いてみるのも1つの方法だと思います。
フェイスブックが嫉妬心生む、友人の投稿で惨めな気分に=独調査 | ロイター
参照元:ロイター・グループ
3.接し方はどうすればいい?
このようにさまざまな場面で巷にあふれるめんどくさい人たちですが、もし実際に私たちの目の前に現れてしまった場合、どのように扱えば良いのでしょうか。
▼【めんどくさい人からの誘いの断り方】
めんどくさい人の特徴のうちの1つがかまってちゃんであることからもお分かりのように、めんどくさい人は、概して寂しがりやで集まり好きの社交的なタイプが多いとも言えそうです。
女子会やママ友ランチを週に1回以上はしていないと落ち着かないタイプや、会社の飲み会や合コンなどが大好きなタイプは、ひょっとするとめんどくさい人である可能性が高いかも知れません。深入りする前によく観察してみるのが良いでしょう。
めんどくさい人は、常に人の輪の中にいることを好み、また人を誘いたがる傾向があるとも言えます。知り合ったばかりにも関わらず、連絡先をすぐに聞き出そうとしたり、距離感なくガンガンと誘ってきては人間関係を詰めようとしてくる人も中にはいるかも知れません。
こうした距離感のないめんどくさい人からの誘いは、一度安請け合いで乗ってしまうと、後々さらにめんどくさいことに巻き込まれてしまう可能性がある、と少々警戒しておいた方が良さそうです。
▼【丁寧に残念さを伝え、忙しさを理由にするのがコツ】
大切なのは誘いへの断り方です。ポイントは、あくまでも「誘ってもらって嬉しい。でも残念なことに忙しいため物理的に時間が取れずに無理である」ということを丁寧に説明し、相手に納得してもらうことが大切です。
めんどくさい人なだけに断り方を一歩間違えてしまうと、後々悪口を言いふらされてしまったり意地悪をされてしまう等、厄介ごとに巻き込まれる可能性があることを危機管理上からも想定しておきましょう。
▼【めんどくさい人からLINEやメールが来てしまったら】
めんどくさい人からLINEが送られてきてしまった場合はどうすればよいでしょうか。
LINEはメールと違い「既読スルー」という言葉まであるように、送信した相手に未読か既読かが分かってしまう厄介さがあります。未読のままにしてしまえば、会社や子供の幼稚園で顔を合わせた時に気まずくなってしまうでしょうし、読んだのに返信をしなければこれもまためんどくさい人の気分を害してしまいかねません。
そこで提案したいのが、一旦「LINEありがとう。今ちょっと出先なので後でゆっくり返事しますね。」「今子供のことでバタバタしちゃって。また後でね。」などと、さりげなく忙しい人であることを印象づけつつ、その後の返信はけっこうな時間を置いて差し障りのない内容に終始する方法です。
めんどくさい人は寂しがりやのタイプが多いため、下手にLINEに迅速・丁寧に返信をしてしまうと、オンタイムで密なやり取りができる相手だと認定されてしまいかねません。
▼【メールの場合の対処法】
メールの場合はどうでしょうか。メールは自分のタイミングで返事ができるのが便利ともいえるツールです。この場合は誘いであれば丁寧に断りの返信を送れば良いですし、愚痴や悩み事の長文メールであれば、時間を置いてから差し障りのないあっさりとした返事を送るのがポイントです。
一度親身に相談に乗ってしまうと、愚痴の聞き役に認定されてしまう可能性があるので気をつけたいところです。
めんどくさい人からのLINEやメールで、よりめんどくさい事態に巻き込まれることを事前に避けるためには、常に忙しいということをアピールすることと、時間差であっさりとした返信を送ること、誘いや愚痴はのらりくらりと交わし相手の期待に添えない雰囲気を作り上げること、この3つのポイントが大切です。
4.職場での対処法
職場にいる人がめんどくさい人だった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは上司や同僚がめんどくさい人だった場合を見ていきたいと思います。
▼【仕事先の上司がめんどくさい人だった場合】
めんどくさい人が上司であることは職場では決して珍しいケースではありません。上司がめんどくさい人だった場合、無視するわけにも指示に逆らうわけにも行かない上に、毎日顔を合わせないといけないため非常に厄介です。
この場合は、ビジネススキルの中の人間関係の分野を磨くための修行だと割り切ってしまいましょう。ゲーム感覚に徹し、上司とのコミニケーションをストレスを含めて丸ごと楽しんでしまう、という心持ちに切り替えてみるのも1つの方法です。
例えば、過去の栄光ばかりを繰り返し自慢するような上司であれば、褒め倒しの達人になる練習、もしくは今後のために処世術を鍛えるための訓練、などと自分に目標を課してみるのです。
またその上司の言動を第三者的な目線で観察してみましょう。第三者として俯瞰した目線を持ってみると、苦手な人にも冷静になれるのでオススメです。
▼【同僚がめんどくさい人だった場合】
同僚がめんどくさい人だった場合はどうすればよいでしょうか。やたらと張り合ってきたり、足を引っ張ってきたりするめんどくさい同僚が職場に1人はいるかも知れません。
めんどくさい同僚には、挨拶や業務上で必要な連絡などはしっかりとこなし、仕事以外では極力関わらないようにするのが良い判断といえそうです。またなるべく1対1の場面を作らないようにし、周囲を巻き込んで関わっていくのもコツです。
めんどくさいと思っていることを決して相手に悟らせないように気を付けましょう。丁寧でありながらも深入りさせないようなオーラを発しておきましょう。
5.自分を診断!あなたは大丈夫?
セルフチェックで自分がめんどくさい人になっていないか確認してみましょう。もしかすると自分では気づかぬにうちにめんどくさい人になってしまっている可能性は誰にでもあり得ます。当てはまっている項目があった場合は気をつけたいものです。
【めんどくさい人チェックリスト】
・感情的になりやすい
・女子会やホームパーティーなどの響きに弱い
・SNSを頻繁にアップしている。また自撮り写真も欠かさない
・人のSNSをチェックするのが習慣
・つい人と比べて一喜一憂してしまう
・LINEやメール、SNS等で常に誰かと連絡を取り合っていないと不安
・人から良く思われたい。また人からどう思われているかも気になる
・自分の弱みを人には見せたくない
・人から注目を浴びたい気持ちが強い
・自分が正しいと思ったことは人と衝突してでも貫きたい
いかがでしょうか。3つ以上当てはまる項目があった場合、ひょっとすると周囲の人たちからめんどくさい人だと思われている可能性があるかも知れませんよ。めんどくさい人というのは、自分中心的な考え方をしてしまう傾向が強く、その割には人と自分を常に比較していなければ落ち着かない性格の人だと言えるかも知れません。
また、そうした振る舞いに周囲が困惑していることに気づけない、空気を読めない鈍感な部分もあるとも言えそうです。もし自分がひょっとしたらめんどくさい人かも知れない、と心配になってしまった人は自分を客観視できているので大丈夫でしょう。
6.嫌いになっても大丈夫?
周りにめんどくさい人がいることでストレスや被害を被っている人は意外と多いかも知れません。めんどくさい人の特徴を理解し表面的に上手く対処することは、社会で生きて行く上で必要なコミニケーション・スキルかも知れませんが、何も頑張って相手を好きになる努力をしたり、無理をして向き合う必要はないのではないかと個人的には思います。
めんどくさい人と顔を合わせなければならない場面では上手くあしらい、それ以外では極力関わらないようにしましょう。誰でもめんどくさい人は嫌いなものだと思います。
それは人として自然な感情とも言えるでしょう。あえて嫌いな気持ちを前面に出して波風を立てる必要はありませんが、人を嫌いになることも嫌われることも、自由であり自然なことだと受け止めることができれば、少しは気持ちがラクになるのではないでしょうか。
7.まとめ
めんどくさい人の特徴や対処法について見ていきました。人は誰もが多かれ少なかれ、めんどくさい部分を持っているものだと思います。
しかし、自分の中のそうした厄介な部分を認識し、上手くコントロールする努力をすることは大切です。人からめんどくさい人だと思われないように気をつけていきたいものですね。