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アダルトチルドレンとは?その詳細な特徴を徹底解説します。

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アダルトチルドレンとは?その詳細な特徴を徹底解説します。

アダルトチルドレンとは?その詳細な特徴を徹底解説します。

『アダルトチルドレン』という言葉を知っていますか? 

病気と勘違いされることもありますが、実は病気ではなく、機能不全家庭で育ったことで、大人になっても生き辛さを抱えている人のことを指します。

よく分からないまま、なぜか生き辛さを抱えていませんか? ここではアダルトチルドレンの特徴とその付き合い方を解説します。




1.アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは、『機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持つ』という考え方や現象、人のことを指しています。

つまり、子供の時に育った環境が原因で、大人になった今でもなぜか生き辛さを抱えている状態のことなのです。生き辛さというのは具体的には、なぜ辛いのか本当の原因が分からなかったり、非常にストレスを感じやすく、急に不安になったりイライラしやすいというのが特徴です。

▼【機能不全家庭とは?

970年代ではアダルトチルドレンとは、何かの依存症の親を持つ子供が、成長過程での境遇が影響して、考え方や感じ方に偏りが生じて生き辛くなるという人を指していました。


その後、アメリカのソーシャルワーカー、クラウディア・ブラックにより、アダルトチルドレンの概念が提案され、依存症の親だけではなく『機能不全家庭』という総称で呼ばれる家庭が原因とされました。この機能不全家庭とは、家庭として正常な機能を果たしていない家庭のことを指しています。




2.アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンの原因だと考えられるもの。

アダルトチルドレンの原因は機能不全家庭にあるのですが、その中でもさまざまなパターンがあります。以下のような例が機能不全家庭に当てはまりますので、チェックしてみましょう。


ただし家庭の偏りは、どこにでもあることなのです。問題は、機能が果たせない家庭の中で、子供がどのように感じて、どのように対処したかにありますので、当てはまる人が全てアダルトチルドレンというわけではないので、注意しましょう。

▼【依存症の親がいる?

初期の頃から、アダルトチルドレンの原因とされていたのが、親の依存症。

親が家庭で親としての役割を果たせなくなることで、子供が子供らしく、自分の欲求や意思を表現するということを許されなくなってしまいます。特に依存症の場合は、子供に全く構わなくなってしまったり、それ以上の事件に発展する場合もあります。

▼【愛情がない家庭

家族の間での愛情というものは、条件なしに利害関係なしに注がれるものです。ところが、親が子供に無関心だったり、両親の関係が冷めきっている状況だと、子供にとっては愛情というものがどういうものなのか分からずに育ってしまいます。また『〇〇ができたから褒める』というような条件付きの愛情の場合も、子供が窮屈に感じて混乱する原因となります。

▼【存在が否定される・抑圧される

家庭内で意思や意見が尊重されずに、存在を否定されたり、バカにされたりして育ってしまうと、自尊心や成功体験が身に付かずに大人になってしまいます。また親の過度の期待によって、親の言いなりになってしまうのは自己の抑圧につながり、自尊心が育ちにくい環境となってしまいます。

▼【親が過保護・過干渉

親が心配しすぎるがゆえに、過保護になってしまう、いらないところにまで口を出してしまうと、その後の子供の成長に影響が出てきます。親が干渉することが当たり前となってしまい、子供の自立に大きな障害となるのです。行き過ぎた愛情も、時には機能不全家庭となってしまうのです。

▼【親が外向を重視する

親が他者からの目を気にするあまりに、家庭内のことがおろそかになってしまうのも機能不全家庭となります。外面を良くするため取り繕ったり、家庭内の問題を過剰に隠したりするため、家庭の中と外での交流がスムーズではなく、子供は何が大切なのかの価値観を失ってしまうのです。

▼【攻撃的な一面がある

日常から攻撃的な行動あれば、当然のことですが、心身ともに健全な成長は出来にくくなります。愛情が何なのか分からなくなるのはもちろん、他者に対する自分の感情についてもうまく表現できなかったり理解できなくなり、バランンスを崩してしまうのです。




3.アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンの特徴は?

アダルトチルドレンと言っても、上記のように、さまざまな原因と状況があります。機能不全家庭であっても、その時の子供の受け取り方や感情の処理の仕方もあるため、その考え方の偏り具合については多岐に渡ります。



そこで、ここではアダルトチルドレンに見られる性格的な特徴について、解説していきたいと思います。下記の特徴も、どれか一つではなく複合的に持っている場合が多く、生まれ持った気質と家庭環境によってその偏り具合が変わります。機能不全家庭で育った場合は、その偏りが他人よりも大きいため、生き辛さを感じてしまうのです。

【①白黒思考】

白黒思考とは、物事を極端に白か黒かで判断してしまう傾向のことです。何事も極端に偏った解釈をするので、自分と違う意見は全て悪であると判断したり、選択肢の幅を狭めてしまったりと、自らの首を絞めてしまう場合も多いのです。中庸がなく極端に偏った考え方は、アダルトチルドレンに見られる傾向であります。

【②自己の正当化】

正当化、というのは責任回避ということでもあります。自分が悪いという場面であっても、反射的に自分以外のところにも責任があるのではないかと、他者の悪いところを必死に探す傾向であります。他者の否定や責任回避という行動ではありますが、これも自己防衛のためなのであり、これもアダルトチルドレンの特徴と言えます。

【③偏った一般化】

物事の一端を見て、そこに属するもの全てが同じ性質である、とカテゴライズしてしまう傾向があります。そのカテゴライズが極端なため、かえって弊害となってしまう場合が多いのです。自分が経験した一端のことで全てを判断するというのも、アダルトチルドレンの特徴と言えます。また、1つ良くない出来事や失敗があると、それが同じように繰り返し起こってしまう、と感じてしまうことも多いです。

【④一つのことにとらわれやすい】

一つ気になることがあると、そこにとらわれてしまい、他の物事に目がいかなくなってしまいます。例えば、小さなトラブルや良くない出来事があるとそのことばかりを考えて、その他の良い出来事に目を向けたり、気分転換が出来ません。マイナス感情にとらわれて、視野が狭くなってしまうという傾向があります。

【⑤マイナス思考】

良い出来事があったとしても素直に受け取れず、何かと悪い方向に考えてしまいます。目の前のことを喜ぶ方向に感情が向かず、悪いイメージを連鎖的に想像してしまいます。良いことでも必要以上に深読みし、ネガティブでマイナスなことばかり考えてしまう傾向があります。

【⑥思い込み】

相手のある物事でも、自分の主観でのみ早合点をして、自分が思いたいように思い込みしてしまいます。相手が思っていることとはかけ離れていても、自分の思い込みや感情を優先します。自分の感情を一方的に押し付けたり、解釈を疑わないという傾向があります。

【⑦拡大解釈と過小評価】

自分の短所や失敗は実際以上に拡大解釈してしまい、長所や良い部分などは過小評価してしまいます。逆に他人に対しては、成功を過大評価し、欠点は見逃しやすいです。自尊心が上手に育たないため、事実とはかけ離れた自己評価をしてしまう傾向があります。

【⑧客観性の欠如】

自分が経験してそこで感じたことが全てになってしまって、客観的に物事を見られない状態です。自分で感じていることと、他人が感じていることの乖離について想像ができず、他人も自分と同様であると思いがちです。このような客観性の欠如もよく見られる特徴です。

【⑨極端な自責の念】

これは他者優先とも言える状態です。自分に責任がないようなケースであっても、少しでも関わっていたから自分が悪いと責めてしまったり、他人の責任を無駄に背負ってしまう傾向です。このような他者優先によって自己矛盾が生じて、生きづらくなるのです。




4.アダルトチルドレンの問題点

アダルトチルドレンの問題点とは?

▼【アダルトチルドレンの人生に及ぼす影響

アダルトチルドレンは、決して病気ではありません。ですが、このような家庭環境で長く過ごしたことで、その後の人生に悪影響を及ぼす場合もあります。ここでは、その代表的な例をあげたいと思います。

▼【依存症

物質依存症、関係依存症(人間関係、恋愛、共依存)、特定の行為に対する過程依存症(摂食障害、買い物、仕事)などの、依存症になる可能性があります。

▼【問題行動

自傷行為など、極端な問題行動に走る可能性も考えられます。

▼【ストレス性障害

ヒステリーや脱毛症、肩こり、過呼吸、自律神経失調症など、ストレス性が原因となる障害がでる可能性があります。

▼【精神障害

抑うつ、パニック障害、神経症、強迫神経症、不安神経症など、精神的な面での障害が出る可能性があります。

▼【アダルトチルドレンの世代連鎖

アダルトチルドレンが子供をもうけると、自分が親にされてきたことをそのまま子供にもしてしまうことが多い傾向にあります。自分の問題が子供に継承されることで、自分の子供もアダルトチルドレンになってしまうという、世代連鎖のケースも見られます。




5.アダルトチルドレンの5つのタイプ

アダルトチルドレンの5つのタイプについて。

機能不全家庭で育った子供は、健全ではない家庭の中で生き延びるために、何か役割を背負っている場合が多いです。役割を背負ってしまって、子供として子供らしく過ごすことが出来ず、自分の感情を無視し、傷ついたままで生きていくことになります。アダルトチルドレンは、以下のような役割を演じているとされています。

【①ヒーロー(スーパーチャイルド)】

親から褒められたり信頼されることで、家族のバランスを保とうとする、家族の期待を一身に背負ったタイプです。

親からは『良い子』出会ったり『優秀な子』、『しっかりしている』と思われているため、その状態を維持するために必死で頑張ってしまいます。これは、『良い子にしていたら褒めるけれども、少しでも期待から外れるとけなされる』という条件付きの愛情によって育てられたためです。


成績優秀で優等生との評価を受ける人も多いですが、それは自分でやりたいと思っているのではなく、親から褒められたい認められたいということが動機になっているため、常に満たされない感情がつきまといます。また大きな目標を達成したとしても、さらに上を求められてしまうため失敗感を持ちやすくなります。



外面:小さな親、小さな大人、生真面目、努力家


内面:心の傷、不適応感、罪悪感、過剰な自尊心


言動:他者に自分の評価を押し付け尊敬を得ようとする


弱点:仕事依存、依存的な人と結婚、人を支配し操作、完全主義


長所:自身の失敗を許容、自己に厳しく他者に寛大、管理職の適性


【②スケープゴート(問題児)】

家や学校でも、トラブルや問題行動を起こす、家族の問題を行動化するタイプです。

トラブルを起こしたり攻撃的に振る舞うことで、自分の存在を周囲に認めさせようとします。また家族の中の本来の問題から、目をそらす役割を果たしています。自分が悪者になることで、家族が崩壊するような状態を防ぐという意味でスケープゴートと言えるでしょう。



外面:反抗的、陰気、反感を買う行動、張り合わない


内面:心の傷、見捨てられ感、怒り、拒絶、不適応感、低い自己評価


言動:問題を起こし注目を集める、自虐自傷自罰行為、自暴自棄


弱点:依存傾向、問題児、年少妊娠や犯罪の傾向


長所:現実の直視、立ち直る勇気、人を助ける力




【③ロストチャイルド(忘れられた子供)】

緊張状態にある家庭環境から身を守るため、自分を目立たせずに身を潜めて、存在しないふりをして生き延びたタイプです。

自分が受けるべき愛情を他人に回して家族を安心させてきたので、大人からは、『手がかからない子』と判断されています。そのため、『自分は重要ではない』という孤独感を常に抱え、誰かとは深い関係を築きたいと思いつつも、恐怖感があってなかなかトライできません。内向的で閉鎖的な大人に成長する場合が多いです。



外面:顔を見なくても誰も気にしない、無口で陰気


内面:孤独、傷つき、見捨てられ、恐れ、あきらめ、挫折感


言動:少なくとも手がかからない、心配させないという意味では良い子


弱点:優柔不断、孤独、「NO」と言えない、行き当たりばったり


長所:自立している、才能豊かで創造的、はっきりしていて決断力に富む

【④クラウンマスコット(道化師)】

家庭内に緊張感がある場合に、おどけたり面白いことをして、その緊張感を和らげるタイプです。

そうすることで、問題を分散させ、注意をそらしています。まさにおどけた仮面をかぶって、その不安を隠しています。そのため、落ち着きのない行動を取り、情緒が不安定な場合が多いです。自己評価が低い部分もあり、人のことを優先するあまり、自分の感情をうまく処理できない場合も見られます。



外面:過度にかわいく子どもっぽい、家族の笑いと関心の対象、か弱くて保護を必要とする


内面:自己評価が低い、恐れ、孤独、無力感


言動:ふざけ、ユーモア


弱点:ひょうきん、ストレス処理が下手、いつもヒステリー寸前


長所:人あたりがいい、良き友人となる、頭の回転が速い、ユーモアのセンスがある、有能

【⑤ケアテイカー(お世話焼き)】

親や兄弟に頼られて、周囲の面倒ばかりを必死に見てきたタイプです。

自分のことは後回しにして、家庭の中で問題が起きるのを防ぎ、家庭内の調整役として奔走します。親からは『優しい子』として見られており、親の愚痴を聞いたり面倒を見ることもします。献身的に他人を優先してしまうことで、自己主張をしたり、自分のことを優先したり、自分が本当は何を望んでいるのかをキャッチできなくなってしまいます。



外面:優しい子、思いやりのある子、聞き上手


内面:自信のなさ、責められてると感じやすい、正当な欲求を押し止める


言動:周囲の役に立つように頑張る、困っている人を放っておけない


弱点:自分がない、一線を引けない、依存されることを追い求める


長所:努力家、責任感、道徳感に秀でる、世話見がよい




6.アダルトチルドレンとの付き合い方

アダルトチルドレンとの付き合い方について。

アダルトチルドレンのタイプや特徴がありますが、全てがマイナス方向に働くわけでもなく、その度合いも人それぞれです。問題があるように感じてしまいますが、全てが悪いわけではありませんので、上手に付き合っていくことが重要です。ここでは、自分や他人がアダルトチルドレンだった場合の、その付き合い方について解説します。

自分がアダルトチルドレンと気づいた場合は?

▼【自分の感情を見つめる

なんとなく生き辛さを感じていても、なにが原因かは分からないものです。そのための第一歩としては、まず自分の感情と向き合うことです。嬉しい、楽しい、悲しい、不安など、今まで見過ごしてしまった細かい感情が、どんな場面で起こるのか把握してみましょう。その感情が出てくるタイミングには、必ず理由や原因があります。その理由がどういうものなのか、考えていきましょう。


例えば、同じ失敗をしても『恥ずかしい』と感じる人もいれば、そうでない人もいます。自分の感情が、自分の主観によって振り回されていないか、何かクセがないか、感じてみましょう。

▼【過去は変えられないことを受け入れる

感情を見つめることで、考え方のクセを発見するでしょう。そして、そのクセは幼少期に起こったことが原因だったり、意図せずに身についてしまったものだと気づくはずです。

自分の今の生き辛さが、過去の出来事だったり家庭環境だと気づくと、過去を恨みたくなる場合もあります。ただし、変えられない過去に囚われたままでは、現状は変えられません。過去は変えられないという事実を受け止め、現在を良くしようと気持ちを切り替えることが重要となってきます。

▼【悪いクセを把握し、良い方向に近づけていく

アダルトチルドレンは、自分の短所や欠点、悪いクセなどを認識していても、見なかったことにする傾向があります。そこで悪いクセを認めた上で、それをどのように変化させればいいのかイメージすることが大事です。

クセが出てしまった場面があったら、その場面で次はどのようにするか良い方向に行動をイメージしましょう。失敗したことを反省するのではなく、どうすれば良くなるかに集中するのが大事です。

▼【あらゆることに対して共感してみる

アダルトチルドレンは、自分の感情や考えのみで、物事を判断するという傾向があります。もし他人に正反対の意見を言われたとしても、一度は『そういう考え方もあるのかもしれない』と共感してみましょう。ひと呼吸おいて、『その人はなぜそのように考えたのか』、『その考えの背景には何があるのだろう?』と理由を考えることで、その人がどういう過程でその考えに至ったのかが理解できるのです。


もちろん、他人の意見に同調する必要はないのですが、違う意見の背景を探ることでより視野が広がり、自分に対する共感へもつながります。そうすることで、無理な同調もなく、自分も他人も尊重することができるのです。

▼【3つの視点を意識する

3つの視点とは、『自分』、『相手』、『第三者(一般論)』の各視点のことです。『自分』というのは、素直に自分が感じたこと、その時思ったこと、それによってどういう行動をするかを考えます。『相手』というのは、いない場合もありますが、単純に相手だったらどう感じているかを考えます。『第三者』というのは、一般論としてどういう感じ方が多いのかを考えます。



アダルトチルドレンの場合は、この3つの視点が、どれか1つに極端に偏ってしまう場合が多いので、それぞれの視点を考えつつ、自分が納得できる捉え方に行きつくようにしましょう。

決断が必要な時は、もちろん自分の性格を優先しても良いので、そのプロセスを経て自分なりに決断したというのが重要です。そうすることで、自分の決断にも自信が持てるようになりますし、もし失敗した時は次回は決断を調整することができるようになるはずです。

アダルトチルドレンに接する場合は?

▼【信頼関係を作る

最初にするべきことは、信頼関係を構築するということです。アダルトチルドレンは、他人に対して、恐怖心や不安があります。そのため、自分が敵ではないということを分かってもらう必要があります。まずは自分から心を開いて、『私はあなたの味方です』というメッセージを送りながら、安心してもらえるよう言葉や態度を示しましょう。

▼【相手を肯定する

アダルトチルドレンの人は、かなり極端な考え方をしています。普通の感覚では理解できないくらいネガティブだったり、偏っていたりしますが、それを批判するのはNGです。彼らは、自分を肯定してくれる人を求めているので、否定をせずに良いところを褒めるようにしましょう。小さなことでも肯定してあげることで、少しづつコミュニケーションが取りやすくなってきます。

▼【ありのままを受け入れる

アダルトチルドレンには感情をうまくコントロールできない人もいます。情緒不安定な部分もありますので、急に起こったり泣いたりすることもあります。こういう時は戸惑わず、何が起きても、相手をそのまま受け入れるのが大切です。

▼【依存させないようにする

アダルトチルドレンの人は、自分に自信がない場合が多く、他人に依存しやすい傾向があります。信頼関係が構築されると、そのことで過剰に依存される可能性もあります。彼らは自分での判断や意見などを言えないという場合も多いので、依存されないためには、本人に考えさせ物事を決断することも重要です。本人の意思が何なのか、確認するようにしましょう。

7.まとめ

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンについて解説しましたが、何か大きな問題があるかのように捉えてしまう方もいたり、自分もそうなのじゃないかと不安になる方も多いかと思います。

アダルトチルドレンは病気ではなく、感情の処理の仕方や感じ方が極端な状態なのです。そして、その状態は小さな頃に染み付いたものなので、今からでも徐々に修正することができるのです。必要以上に不安にならず、自分らしく生きられるように、前向きに少しづつ努力してみましょう。きっと良い変化が起こるはずです。