[寵愛]とは?
目上や年上の人が、特定の人を取り立てて心から愛している様子のことで、受ける側もそれなりの理解がある関係のことをいいます。
特に目をかけて愛でるような
愛情の掛け方のことで、
極端な愛情の注ぎ方でもあります。
たとえば、
師弟関係に見られるような寵愛。
あまりに可愛がる弟子がいることで
周囲から見て
ちょっと行き過ぎではないか?
というほどの愛であったり、
目に入れても痛くない。というほど
愛娘がいとおしい。といった父親が
娘のことになると、
なんでも手助けするような状況であったり
やはり子供が可愛すぎるがあまり、
2代目、3代目と呼ばれる世襲のために
親が頭を下げて挨拶に回ることであったり
会社の上司が
お気に入りの部下に対して周囲の評価以上に
自身の権限で取り立てていったり
寵愛という言葉が当てはまるような
シチュエーションは様々にあります。
恋愛において、寵愛というと
ちょっと変わった状況下において
使われることがほとんどです。
それが上司と部下の関係であったら、
浮気や不倫というよりも
世間の誰もが触れられないほどの密接な
関係であったり
一般的な恋人、カップルにおいても
[パパ]や[ママ]と呼ばれるほどの
年の差カップルが交際相手を
我が子のように甘やかす様子であったり
どちらにせよ、周囲から見ると
ちょっとひいてしまうくらい
深い愛情が注がれている状態のことです。
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