話す事がない!それでも「会話を続かせる6つの方法」を教えます!
1.とにかく話を聞きましょう!
2.相槌を打ちましょう!
3.「本音」じゃなくても大丈夫です!
4.見たまま言葉にする
5.天気の話をしましょう!
6.感じている事を言葉にする
7.まとめ
気の合う人とは楽しく話ができたとしても、特に共通点もない、気の合わない人と会話を長く続ける事が難しい人がいます。
初対面の人と話すのが苦手な人も沢山いるかと思います。
一方で、共通点がない初対面であっても、会話を長く続ける事が得意な人もいます。
1.とにかく話を聞きましょう!
会話を続けるためには、少なくとも「どちらかが話をしている」必要があります。両方が沈黙してしまった場合は、会話が続かない「白けた状態」と認定されてしまうからです。
そこで自分から話をする事がない場合は「とにかく話を聞く」事に徹しましょう。とにかく話を聞く事で、自分が話すきっかけがみつけられるかもしれません。
また適当に返事をして、相手の話の腰を折らずに済みますので、相手が気持ち良く話をしてくれるため、会話が長く続く可能性があります。
話を聞く時のコツとして「時おり相手の目を見る」というコツがあります。「私はあなたの話を聞いています」という事を態度で示すために目を見るようにしましょう。
・・とはいえ、じっとみつめてしまうと、相手が緊張して話しにくくなってしまいます。
相手を放置しないという意味で時折相手の目を見るようにすると、相手は安心して話を続けてくれるでしょう。
2.相槌を打ちましょう!
相手が話をしている時に、上手に「相槌をうつ」事ができると、一方的な相手の話が会話らしくなっていきます。
「なるほど」とか「本当に」とか、的確な相槌を打てるようになると、「聞き上手」といわれるようになります。言葉だけでなく、頭を上下左右に振る事で、ボディランゲージを交えた高等な相槌を打てるようになります。
外国人ほど大きなボディランゲージでなくてもいいので、「わかる」と言いながら頭を上下にゆすったり、「ひどい」といいながら首を左右に振ったりして、相槌をうちましょう。
良い相槌ができるようになると、相手がたくさん話をしてくれるようになりますし、「本心」に近い部分の深い話をしてくれるようになります。感情移入のしやすいプライベートな話なら、自分が話したい事も思い浮かぶようになるかもしれません。
自然な会話、楽しい会話ができるかもしれません。
聞き上手な人は、誰からも好かれる人です。自分から特に話題を振らなくても、上手な相槌が見たいと思う気持ちから、会話をしたい人の列ができるかもしれません。
3.「本音」じゃなくても大丈夫です!
誰かと話をする時に「話題がない」「話したい事がない」と思う時、会話に対して真剣過ぎるのかもしれません。
また会話をする相手に対して、真面目過ぎるのかもしれません。会話をする時に、真剣な姿勢で向き合わなくてはいけない事も、もちろんあるでしょう。
しかし8割以上の会話は、「時間つぶし」だったり「コミュニケーションの一環」だったりします。沈黙が気まずいからとりあえず会話をしたり、会話をする事で相手が怒っていない事、悲しんでいない事を確認する役目を果しています。
つまり会話に対して、または会話をする相手に対して、それほど真剣に向き合う必要はありません。相手から何かを言われた時に、「本音を言わなくては」と真面目に考える人は、会話が重くなってしまいがちです。
重い空気になるのが分かるので、言葉を選んでいるうちに沈黙する時間が長くなる事もあります。
会話は本音を戦わせる場所ではなく、「言葉を交わす事そのものに意味がある」と考えたほうが良いでしょう。もっと気軽に会話に対して臨むようにしましょう。
上辺の会話を楽しむ事ができるようになると、もっと会話が楽しくなりますし、会話が苦手ではなくなるはずです。
4.見たまま言葉にする
会話が始まって「話す事がない」と感じた時は、「見たままを言葉にする」という方法があります。
まずは目の前の人の服装を見てみましょう。赤い服を着ているとしたら「赤い服…」と言葉にしてみます。
すると「昨日バーゲンに行ったら、可愛い服があったので…」と相手の話が始まったり、「妻に買ってもらって、恥ずかしいんだけれど着てきたんだ」などと会話を広げてもらう事ができるでしょう。
ほとんどの人は身の回りに物に、それなりの愛情や理由を持っています。会話相手の身に着けているものの特徴を言葉に出してみるだけで、それなりに会話が弾むはずです。
「新しいスマホですね」、「スマホカバーがスケルトンですね」とか、「生姜焼き弁当ですね」、「カップラーメンの新製品ですね」とか、目の前にあるものを、ひねらずに見たまま言葉にしてみましょう。
5.天気の話をしましょう!
話す事がないと感じた時は、とりあえず「天気の話」をするという方法があります。昔から使われている古典的な方法ですが、長く使われているという事は、それだけ便利な話題だという事でもあります。
その日の天気が「大雨」や「台風」、「雪」などの珍しい天気の場合は、間違いなく会話が弾んで行くでしょう。そうでなくても「今日は曇りですね」とか「湿度が高いですね」とか、一般的な天気の場合でも、天気の話は意外と盛り上がります。
「雨ですね」と言ったら「彼氏が雨男で、デートのたびに雨が…」という話で盛り上がったり、「湿度が高い」と言ったら、「洗濯物が乾かなくて困るね」という話で盛り上がるかもしれません。
「洗濯物が乾かない」から「乾燥機」の話題や「コインランドリー」の話に展開していくかもしれません。「雨の日の思い出」や「初雪の思い出」など、天気の話から「天気にまつわる思い出話」に発展するかもしれません。
同じエリアに住んでいる人にとって、天気は平等に訪れます。誰かだけ特別扱いされる事はありません。
平等でみんなが共通して知っている話題ですので、まず失敗する事がないおすすめの話題です。
6.感じている事を言葉にする
話す事がないと感じる時は、まだ仲良くない人や、上司など緊張する間柄の人と話をしている時かもしれません。
話す事がないというよりは「緊張して上手に話せない」状況なのかもしれません。会話が続かないと感じた時は、「感じている事」をそのまま言葉にすると良いでしょう。
例えば「緊張してます」と言葉に出せば、「実は僕も緊張していて…」と答えてくれるかもしれません。同じ思いを共有する事で、緊張感がほどけるかもしれませんし、お互いの距離が縮まるかもしれません。
「まだ転職したばかりで友達がいなくて」とか、「人見知りがして、困る事が多いです」といった、緊張にまつわる話で盛り上がる事ができるかもしれません。
他にも「お腹が空いた」とか「疲れがとれなくて」とか「肩がこっていて」とか、その時に自分が感じる事を言葉にすると、会話の糸口になる事があります。自分がお腹が空いている時は、相手もお腹が空いている可能性が高いです。
「今日のランチは何を食べますか」とか「好きな食べ物はなんですか」というように、会話が発展する可能性があります。
また「疲れている」という感覚は、ほとんどの人が持っている感覚ですので、共感が得やすいです。「良いマッサージ店の紹介」や「疲労回復方法」などの方向に話が発展する可能性があります。
失礼のない範囲に限りますが、話す事がない時は、感じている事を素直に口に出す選択肢がある事を覚えておきましょう。
7.まとめ
話す事がない場合でも、ちょっとした会話のコツを知っていれば、楽しく会話を続ける事が可能です。
聞き役に徹したり、見たまま言葉にしてみたり、天気の話をしてみるだけで、思った以上に楽しい会話をする事ができるようになるはずです。