お隣の既婚者とプラトニック不倫をした経験談|本当のプラトニックとは?
1.自己紹介と相手との出会い
2.徐々に親しくなっていって・・・
3.好きですと告白されてからの自分
4.別れは突然に
5.まとめ
あとで思えば・・・
プラトニックな関係って
男女関係がとかそういうものじゃなく、
お互いがお互いのことを考えた結果
ハッとすれ違うように
一瞬の恋をしたことなのかなと。
同じような感覚で悩まれている方へ
読んでいただけたら嬉しく思います。
1.自己紹介と相手との出会い
私は36歳会社員で、同い年の妻と7歳の息子と4歳の娘の4人家族です。
妻とは学生時代の同級生で、19歳のころから付き合い始めて、25歳の時に結婚し2人の子宝に恵まれました。
正直、妻に対しては家族という意識が年々強くなり、女性として妻を愛している。というよりも、子供達の母親としての愛情という意識に年々変わっていきました。
そんなタイミングで彼女と出会ったのです。
私たち家族が住んでいた家の隣の家に、ある家族が引っ越してきました。40前のご主人、私より一つ年上の奥さん、そして4歳の女の子の3人家族です。
お隣さんが家族3人揃って引っ越しの挨拶に来てくれたのが、彼女との最初の出会いでした。
彼女は女優の米倉涼子さん似の正統派の美人で、後で分かったことですが、若い頃は東京でモデル活動もしていたらしいのです。
最初は「お隣の奥さんが綺麗でラッキー」くらいにしか考えていませんでしたが、これが彼女とのファーストコンタクトでした。
2.徐々に親しくなっていって・・・
お隣の奥さんとうちの妻は年もあまり変わらない、またお隣の子供とうちの下の子が同級生であり、同じ幼稚園に通うことになり、うちの妻と隣の奥さんは急速に仲良くなります。
そして隣のご主人が出張で居ない日に、奥さんと子供が我が家に泊まりに来ることになりました。
みんなで夕食を食べて子供たちを寝かしつけ、私と妻と奥さんでお酒を飲んでいました。すると酒に弱い妻は早々に寝てしまい、奥さんと私でさし飲みすることに。
酒が進むとお互いに色んな話をするようになり、奥さんは、実は旦那さんが浮気している。今日も出張と言いながら、あの女のところに行っている。と。
そして奥さんは泣き始めたのです。私は酔っていたからか、大胆にも奥さんを抱きしめて、頭を撫でながら
「大丈夫、きっと旦那さんは奥さんのところに帰ってくる」
「今は苦しいかもしれないけど、頑張ろうね?私でよければいつでも相談にのるから」
と言ってあげると、奥さんはしばらく泣いた後に「ご主人優しいんですね?〇〇さん(うちの妻のことです)が羨ましい!」と言って、LINEの交換をしました。
3.好きですと告白されてからの自分
その日以降、奥さんと毎日LINEのやり取りが続きました。
色んな話をしていると、奥さんと私は同じアーティストが好きなことが分かりました。そして奥さんの方から「今度ライブに一緒に行きませんか?」と誘われて、ライブに行くことにしました。
妻には友達とライブに行くとウソをついて、家を出て、奥さんも子供を実家に預けて、待ち合わせの場所に指定した駅前で落ち合いました。ライブを楽しんだ後は居酒屋で食事をし、少し酔いを醒まそうと公園へ。
そこで奥さんは「ご主人と一緒に居るととても楽しいです。私はあなたが好きです」と告白してきました。私も「奥さんのこと好きです」と答え、思い切り抱きしめました。
そのあと奥さんが「私、今日は帰りたくありません」と言ってきたので、私もそのつもりになり、どこかホテルに行こうか。と思ったその時、私の電話が鳴ります。
電話は妻からのもので「子供が高熱出してるから早く帰ってきて」とのことで、奥さんに事情を話し、仕方なく帰宅することに。
4.別れは突然に
その日以降、奥さんとは相変わらずLINEのやり取りを繰り返し、奥さんは私に抱かれたい。とストレートに言うようになります。
私も奥さんと大人の関係になりたいのは山々でしたが、お互いに家族がある身ですから、中々2人で会う機会が訪れないまま、2ヶ月が経っていました。
すると奥さんから突然、会って話したいことがある。と近所の公園に夜中に呼び出されたのです。
そして奥さんが「主人が突然転勤になって、引っ越すことになった」と言って、ワンワンと泣き始めました。
私は奥さんを抱きしめて、落ち着くのを待ちました。
奥さんは「最後にあなたに抱かれたいの。これからホテルに連れてって!」と言います。しかし私は考えました。もちろん男性として抱いて欲しいと言われて、嬉しくないわけがありませんし、抱きたいのは山々です。
しかし今、このままプラトニックな関係のまま別れたほうが、お互い傷付かないのではないか。と奥さんに伝えました。
奥さんは涙ながらに「分かったわ。優しいのね。だから好きになったのよ?あなたのことは一生忘れません。これで最後にしましょう」と言い、お互いにもう連絡は取らない。と連絡先を消去しました。
そして最期の別れのしるしとして、奥さんと私はキスをしました。お互いの思いをぶつけ合うかのような濃厚なキスでした。
それでその日は別れ、数日後に奥さんたち一家は引っ越していきました。
5.まとめ
引っ越した後は、私は抜け殻のような日々を送って、女々しくも奥さんのことばかり考えていました。
しかしあるとき、奥さんとはライブに行ったあの日、子供が高熱を出したと連絡がなければ、確実に一線を超えていたでしょうが、結果こうなってみて、プラトニックなまま別れて良かったのかもしれない。と思えるようになりました。
今、奥さんは新しい土地で頑張っているようですが、もう会うことはないでしょう。
でも一生忘れることも、多分ないでしょう。