プラトニックな恋愛『わんちゃん!』

ハスキーボイスになりたい!出し方の練習方法を教えます♪

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ハスキーボイスになりたい!出し方の練習方法を教えます♪




ハスキーボイスになりたい!と考えている人も多いかと思います。しかし、一方ではハスキーボイスを治したいという人もいます。

どちらの希望も叶えることは出来るのでしょうか?ハスキーボイスの練習方法と改善方法をご紹介します。

1.ハスキーボイスについて

ハスキーボイスについて。

人それぞれ生まれ持った声色は違います。それでも憧れのミュージシャンやアニメのキャラクターなど、どうしてこんな素敵な声、可愛い声に生まれなかったんだろう・・。と悔しく感じることもあるでしょう。

特に、ちょっとかすれた、しゃがれたような声の「ハスキーボイス」は人気がありますよね。

ハスキーボイスに憧れる人もいれば、生まれつきのハスキーボイスに悩んでいる人もいます。

自分の意思でハスキーボイスになったり、改善することって可能なのでしょうか?ここでは、そんな部分を掘り下げて解説します。

2.ハスキーボイスの基礎知識

しゃがれ声や、かすれた声のこと。

▼【ハスキーの語源はトウモロコシの皮の意味

ハスキーボイスは英語表記で(husky voice)。ハスキー(husky)はトウモロコシなどの植物の皮を意味する(husk)の形容詞として使われます。つまり、ハスキーボイス(husky voice)とは、トウモロコシの皮の鳴る音のように乾いた声という意味があります。

▼【習慣的にハスキーボイスになる人が多い

なぜ、ハスキーボイスになるのでしょうか?人によっては先天的な問題を抱えている人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合、日常生活の習慣によってハスキーボイスになっていたり、何かしらの原因があって一定期間ハスキーボイスになっているという状況だと考えられます。


無意識にしている発声の方法が喉を締め付けて行っている発声のため、子供のころからハスキーボイスになっているという人もいます。



女性の場合、会話を長く続け過ぎてしまいハスキーボイスになるという場合もあるようです。その他にも様々な原因が考えられますが、習慣というものはそのほとんどが無意識に行われているため、気が付かない間に子供の頃からハスキーボイスになっているという事があります。




3.ハスキーボイスになりたいときに心掛けたい習慣

ハスキーボイスになりたいときに心掛けたい習慣は?

▼【大きな声で話す

ハスキーボイスの訓練としてできる事は、大きな声で話すという事があります。職業でも、大きな声を出す事が多い人などは、ハスキーボイスの人が多くいます。



なぜなら、大きな声で声帯に負担がかかって、2枚でぴったりと閉じるはずの声帯から空気が漏れながら話している状態がハスキーボイスになっているという状態なのです。



大きな声を継続的に出すことで、声帯に負担がかかり、枯らす感じの声が出てくるようになります。でも、短期でハスキーボイスを習得しようとして、喉を酷使することはお勧めできません。



酷使しすぎた場合、声帯に負担が強くなり過ぎてポリープができたり、他の声帯の病気にかかるリスクになることがあります。なので、この方法は、短気でハスキーボイスを習得しようと考えるのではなくて、長期的に考えて、徐々にハスキーボイスになっていく方法と考えましょう。

▼【長期的に歌を歌う

ハスキーボイスになるための訓練として、カラオケで歌い続けるという事があります。
これも、声帯に負担がかかるために、枯れたような声を出すことができるようになるという考え方です。



練習方法は簡単です。喉の管理を行わずにカラオケで歌を歌い続けるという事です。それを続けていると、喉が疲労してくるのが感じます。そうなると、自然とハスキーボイスになってきます。



これも、かなり声帯を酷使する方法のひとつです。先ほどの、大きな声を出すという方法でもお伝えしましたが、喉を酷使し過ぎてしまうと、声帯に強い負担がかかることになります。


▼【息を多めにだすことを意識する

ハスキーボイスは喉に負担がかかっているため、音が出しにくいという声です。なので、ハスキーボイスの人は、話すにしても歌うにしても、息が多く出ていることが良くあります。同じように、息を多めに出すことを意識して話したり、歌ったりするなら徐々にハスキーボイスになってくるという考えです。



これは、今までの声を出すことで喉を枯れさせる方法とはちがい、呼吸によってハスキーボイスのような声が出せるようになるという考え方です。もちろん、呼吸方法なので、地声はほとんど変わらないです。


ここぞ!という時だけハスキーボイスを使いたいという人には、良い方法かもしれません。



でも、息を多めに出すというのは、かなり難しい方法でもあります。いきなりは感覚がつかむことは出来ないと思いますので、まずは、話すときに息を多めに出すことを意識してみるのはいかがでしょうか。




4.ハスキーボイスになるための練習方法

ハスキーボイスになるための練習方法は?

▼【お手本になる声を用意して目標にする

漠然と「ハスキーボイスになりたい」と思っても、継続して訓練を行う事は難しいかもしれません。なので、漠然としたイメージではなくて、明確なイメージを持つことをお勧めします。



あなたは、どんなハスキーボイスになりたいですか?お手本になる声を用意して、それを目標にしましょう。まずは、目標をきめて、目標を具体的に調査していくことから始めましょう。



目標にしている人は、どんな息遣いをしていますか?どの音域が一番ハスキーに聞こえますか?など、詳しくお手本の声に関して調査し、目標にしましょう。

▼【声を出してだんだん音だけを消して息だけにする

ハスキーボイスになるために欠かせないものは、「多めに息を吐く」という動作です。でも、これは感覚を自分で身に着けていくしか方法はありません。



感覚を身に着けるためにできる事として、できる練習をご紹介します。



1、立った状態で、足は肩幅くらい開きまっすぐ立つ。


2、「アー」と自分の出しやすい音域で、切れることなく声を出していきます。
徐々に息が続かなくなってきます。


3、声だけを徐々に消していき、声を出さずに行きだけを出し続けます。息を出し切ったら1セット完了です。



余裕が出てきたら、3の状態の時に声を出してみると、しゃがれた感じの声が出てきます。

▼【高めの音域で喉を軽く使い、息を流す発声をする

今度は、自分にとって少し高い声を出しながら練習をしてみましょう。



方法は先ほどとほとんど変わりません。


1、立った状態で、足は肩幅くらい開きまっすぐ立つ。


2、「アー」と自分の出しやすい音域より高い声で、切れることなく声を出していきます。
徐々に息が続かなくなってきます。


3、声だけを徐々に消していき、声を出さずに行きだけを出し続けます。息を出し切ったら1セット完了です。



余裕が出てきたら、3の状態の時に声を出してみると、しゃがれた感じの声が出てきます。

▼【喉仏を意識して下げる

低音が上手に出ないという人は、自分の低音の音域を確認することから始めてみるなら、かっこよく歌いこなせることと思います。人は、高音を出すときには喉仏が上に上がり、低音を出すときは喉仏が下に下がります。自分の喉仏を触ってみてください。



高音の時と低音の時、喉仏の位置がずれていると思います。自分の低音を知るには、喉仏が下がっている状態の声で、どのくらい低音が出るのかを確認しましょう。もうこれ以上でないという低音のところが、今のあなたの低音の限界です。毎回、「これ以上でない」という低音を繰り返すことで、低音の幅を広げる練習となります。




5.ハスキーボイスになる原因

ハスキーボイスになる原因は?

▼【声帯周りの筋肉に余計な力が入っている

ハスキーボイスになりたくないのに、ハスキーボイスになってしまった。という人で考えられる原因の一つは、声帯の周りの筋肉に余計な力が入っているという事が考えられる原因かもしれません。例えば、緊張をしているときは、思ってもいないところに力が入っていて、緊張が解けた時に疲労や、思わぬ所に筋肉痛がおきたりします。



同じように、緊張や、正しい発声ができていないために、声帯周りの筋肉に余計な力が入り、声帯が上手に動いていないのかもしれません。



声帯は、声を出すときは2枚の声帯がぴったりと閉じて合わさり、そこに触れた空気が振動して声になります。でも、余計な力が入って声帯が上手に動かず、上手く閉じていないために、ハスキーボイスになってしまっているのかもしれません。

▼【喉頭炎などの声門周辺の粘膜の炎症

風邪などで、喉頭炎になっている人もハスキーボイスになってしまう時があります。喉頭とは、声を出したり、食物を飲み込んだりする首の中にある器官です。喉頭の一部として触れる場所と言われているのが「喉仏」です。つまり、喉頭炎を起こしていると声帯の周辺が炎症を起こしている状態になります。



声帯が炎症を起こしていると、声を出すときに2枚の声帯がぴったりと閉じない状態で振動を作り、声を出しているかもしれません。そのために声がかすれてしまう場合があると考えられています。治す方法は、処方された薬を飲んで安静にしていましょう。



炎症が引いたらハスキーボイスも治る場合もあります。でも、職業によっては直りの時間が違うかもしれません。例えば話す事が多い仕事の場合、声帯は自分が思っている以上に疲労している場合があります。そうした時は、風邪などは治っても、喉の炎症だけ直りが悪いという場合もあります。

▼【生理中に声を出し続ける

女性が、意図しないでハスキーボイスになってしまう理由の一つとして、生理中に声を出し続けていると、ハスキーボイスになる事もあるそうです。生理中は、ホルモンのバランスが変わりやすいため、声帯がむくんだりする人もいるそうです。



声帯に負担がかかっている時に、声を出し続けるなら声帯の負担が大きくなっていきます。それを続けていくなら、ハスキーボイスになってしまうという意見もあります。プロの歌手の人も、生理中には声が出しにくくなると感じる人もいるそうです。

▼【ポリープ

声帯にポリープができて、ハスキーボイスになる人もいます。ポリープのためにハスキーボイスになった人は、高い音だけではなく、話声や地声、すべての声がかすれてしまいます。



声帯にできたポリープのため、2枚の声帯がぴったりと閉じないので空気と一緒に声が出てくるようになり、ハスキーボイスになってしまうと考えられています。喉への負担が大きいために、ポリープができるという意見もあり、歌う事や多い人や、話す事が多い人はなりやすいといわれています。



初期のポリープなら、薬を飲み喉を安静にするという治療方法もあるようですが、ポリープの状態が悪いなら、手術をして摘出するという事にもなる可能性があるそうです。




6.ハスキーボイスを治す方法

ハスキーボイスを治す方法は?

▼【刺激物をやめる

刺激性の強い成分を摂取することをやめましょう。

その刺激が喉へ負担をかけて炎症を起こしている場合があります。喉に炎症があるときは、喉を安静にさせる必要がありますが、そう考えている人は、ほとんどいないと思います。



喉への負担に気づいていないため、喉を安静にしないで話したりすることで炎症がひどくなり、声帯が腫れたような状態になったりする場合があります。



声帯が腫れるなら、2枚の声帯がぴったりと閉じないので空気と一緒に声が出てくるようになります。こうしたことが原因で、ハスキーボイスなっている人もいます。直したいと思われるのなら、刺激物の摂取をやめることで改善される場合があります。

▼【生理中はあまり声を出さなさないようにする

プロの歌手も、生理中には声が出しにくいため、公演に合わせてピルで生理を調整する人もいるくらい、生理中は、声帯の調子が悪くなりやすいようです。原因は、生理中に起きるホルモンバランスの乱れで、声帯にむくみが生じやすくなっているからという意見もあります。



生理中に声を出しすぎるなら、声帯への負担もいつも以上に大きくなりやすいと思いますので、生理中はあまり声を出さなさないようにすることで、声帯の負担を減らすことになるという考えもあります。

▼【声がかすれる場合は声帯を休ませる

風邪など様々な理由で、声がかすれている時があります。そうしたときに無理して声を出していると声帯への負担が大きくなり、ハスキーボイスがひどくなることもあります。どのように対策をすることができるでしょうか。



体は、疲労したなら休ませることが必要です。同じように声帯も休ませてあげましょう。できるだけ声を出さないようにして、炎症が引くのを待ちましょう。水分をとり、喉を乾燥させないようにしましょう。



また、忘れがちな点ですが、料理にも気をつけてあげると喉も休まりますね。極端に熱いものや、辛いものなど刺激が強いものは避けてあげると、喉の休養になると考えられています。疲労したなら、休む。これは、体全体に言える点ですね。

▼【ボイストレーニングを行う

子供のころからハスキーボイスになっているというという人に多い原因として、正しい発声の方法ではないため、喉の負担が大きくハスキーボイスになってしまった、という場合もあります。そうした場合、どのように改善をすることができるでしょうか?



おススメな方法は、ボイストレーニングを行うという方法です。ボイストレーニングを行う事で、正しい発声方法を学び、発声するときの喉の状態に気を配ることができるようになります。正しい喉の状態で発声ができるようになると、喉への負担が減り、ハスキーボイスの改善につながるようになってきます。



正しい発声方法なら、2枚の声帯がぴったりと閉じた状態で声が出てくるようになり、正常な声帯の動きで声を発することができるようになります。ハスキーボイスを改善することができるようになるだけではなくて、本来のあなたの綺麗な声を引き出すことができるようにもなるかもしれません。

▼【喉のコンディションが悪い時は声を出さない

仕事で、話し続けないとならない人もいますね。そうした人は、喉のコンディションが悪くても話し続けないとならないため、ハスキーボイスになりやすいと言えるかもしれません。そうした人でも、ハスキーボイスを改善する方法はあるのでしょうか?



改善方法としては、可能なら喉に痛みが感じる時にはのどを休ませるために、声を出さないという対策を取ることができます。乾燥も、喉への負担が大きい要素と言えるかもしれません。加湿器をつけ湿度を高めにするか、加湿器が無いのなら、洗濯物を部屋の中で干すという方法で、部屋の湿度を上げることができます。



水分補修も、大切な要素ですね。食事も、熱すぎるものや辛いものなど、刺激が強いものを避けることができます。その他にも、喉のコンディションが悪い時には、うがいをしたり、のど飴をなめるなどして、喉へのケアを行うなら、ハスキーボイスの対策となると考えられています。




7.ハスキーボイスである原因とは?

ハスキーボイスである原因とは?

▼【赤ちゃんの場合は泣き過ぎか初期の風邪?

赤ちゃんがハスキーボイスになる場合。泣きすぎが原因か、初期の風邪が原因の場合が多くあります。まずは、声枯れを起こしていたら、病院に行くことをお勧めします。泣きすぎと思っていても風邪の場合があります。もし、泣きすぎが原因になっていたら、大泣きをさせないように対策を取りましょう。



例えば、少しぐずってきたら他の物で気を散らすようにすることもできます。また、喉の保湿も考えてあげましょう。加湿器を使って湿度を高めにしたり、部屋に洗濯物を干して湿度を高めたりなどができます。水分を取るように気をつけてあげることも大切です。



喉が渇いているときに大泣きするのでは、声帯への負担がかかってしまします。こまめに水分を上げるようにしましょう。もし、風邪でもなく、泣きすぎでもないなら、喉や声帯に原因があるのかもしれません。他にも原因があるのではと思うのなら、耳鼻咽喉科へ行ってみましょう。

▼【プロレスラーや力士は声帯に脂肪がついている

プロレスラーや力士でハスキーボイスの人は、掛け声などを行うからハスキーボイスになっていると考えられていますが、実は原因は声帯に脂肪がついているからという考えがあります。



体重が勝負を決めるタイプのスポーツ選手は、体重を増やすために高カロリーなものを食べることが多いですね。体重を増やすのに一番早い方法は「脂肪を増やす」という方法があります。



脂肪は、体の脂肪が無いところについていくものです。そして、それは内臓にも同じことです。声帯も、脂肪はあまりついていない場所です。そこに、他につく所が少なくなった脂肪がついてくるのです。



脂肪がつくと、脂肪が邪魔をして、声を出すときに2枚の声帯がぴったりと閉じなくなってしまいます。
ぴったりと閉じないために空気と一緒に声が出てくるようになり、ハスキーボイスになっていると考えられています。



でも、プロレスラーの場合は、プロレスの技の影響で喉が骨折したためにハスキーボイスになっている場合もあるそうです。そうした場合は、手術で治る可能性があるとの事でした。

▼【日本の声優は武器としてあえて使っている場合も

声優という、声のお仕事をしている場合、ハスキーボイスを大きな武器として活用している人もいるそうです。例えば、女性の声優さんです。



女らしいきれいな声だと、女性役以外に広げることが難しく感じたとしても、ハスキーボイスを習得している人は、女性が、男性キャラクターを演じることができるなど、獲得できる役の幅が広がるために、ハスキーボイス武器にしている人もいるそうです。



でも、声優さんは声で演技をする仕事です。なのでキャラクター合わせてハスキーボイスと、そうではない声の使い分けができるという人もいるそうです。どちらの声も使えるとは、「本当に声のプロなんだなぁ…。」ととても驚きました。まさに、ハスキーボイスを武器にしていると言える人たちなんですね。

8.まとめ

悩んでいる人への改善方法とは?

いかがでしたでしょうか。ハスキーボイスがコンプレックスになっている人。ハスキーボイスに憧れている人。どちらの方にも希望が叶う方法は見つかりましたか。



一つだけ注意点をご紹介したいと思います。ハスキーボイスを習得しようと考えている方。


短期間でハスキーボイスを習得しようと喉をいじめすぎると、声帯にポリープができたりする原因になる場合もあります。短期間ではなく徐々に習得するように、そして、無理はしないようにしていただけますように。