一人になりたい時の心理とは?すぐに出来る8つの対処法をご紹介します♪
2.一人になりたいという心理に悩む
3.人嫌いは一人になりたいと思うことが多い
4.プライドが高すぎる
5.内気な場合も一人になりたい症候群?
6.一人になりたい男と女
7.喧嘩中に一人になりたいと思う場面
8.一人の時間が長過ぎると別れる?
9.まとめ
相手を心配しているのに、ほっといてくれ、一人になりたいと言われてしまって戸惑うことがあります。
どうして人間は一人になりたいと思うのでしょうか?
カップル間での一人になりたいという気持ちは、別れの合図なのでしょうか?
旦那・主婦・彼氏・彼女など、それぞれの立場を考えながら一人になりたいという心理について解説します。
1.一人になりたい時の心理
一人になりたい!そう思う時って誰にでもありますよね。果たして、一人になりたい時はどんな時でしょうか?
●なんだか息苦しい
●つまらない
●キライな人がいる
●仕事などのするべき事がある
●辛いことがあったとき
●疲れているなど
一人になりたいと感じる場合、カップルや夫婦関係であったとしてもそれほど関係がありません。
しかし、一人になりたいと言われた側は、不安や不信感がよぎりますね。
別れの予感さえします。
ですが、すべての場合が別れにつながるとは限りません。
2.一人になりたいという心理に悩む
カップルや夫婦の場合、一人になりたい気持ちを伝えると、我慢が足りないなどと言われますが本当にそうでしょうか?
精神的に気弱な場合、自分一人でなければじっくり考えられないというタイプもいます。
ですが、一人になりたいと告げられた相手は寂しくなりますよね。
3.人嫌いは一人になりたいと思うことが多い
人嫌いを自覚している人は、一人のほうが楽だと思う傾向があるようです。
幼少期に親や兄弟とのコミュニケーションがうまくいかなかった場合など、それをキッカケとして人嫌いになることもあります。
また、思春期に大きな失恋、友人関係のいざこざなどがあった場合に人間不信になる方も多いようです。
人嫌いであることの根底には、自分に対する自信のなさがあげられます。過去のトラウマから、素直な自分を出すことに抵抗があるので、必要以上に疲れることになります。友人、恋人、夫婦関係であっても、一旦休んで一人の時間を持たなければ冷静になれないことがあるようです。
4.プライドが高すぎる
プライドが高いと自負されている方は、自分にも他人にも多くのことを求めてしまいます。
自分に対するプライドとは、例えば体調が悪いのに、無理して彼氏に会うために120%の自分で頑張るといったことなどです。
主婦の場合、睡眠時間を削ってまで家事や子育てにいそしむなどのことです。
このような場合、しばらくすると疲れを感じてきます。
プライドの高い人は、素晴らしい自分というイメージを壊されることを恐れているので、一人になって休息をとろうとしたり、一人になりたいがためにふらっと出かけたりします。
仕事での辛さを、彼女や妻に話さないという男性がいます。
彼女や妻に話さないというのは、その男性がプライドが高いからでもあります。
妻や彼女の前では理想の男性を演じたい、かっこ悪い男になりたくないという無意識のプライドの表れでもあるようです。
5.内気な場合も一人になりたい症候群?
内気な自分に苦しんでいる、主人公の切ない気持ちに感動する映画『幼獣 マメシバ』があります。
この映画の主人公は35歳になるまで、家から一歩も外に出たことがありませんでした。
これには理由があります。父親が県道を超えたら、人を信じられなくなる、という嘘をついたからです。
親としては、県道は危ないので、超えてはいけないという暗示だったにもかかわらず、主人公はその言葉を真に受けてしまい内気になってしまうのです。
内気というのは、幼児期から先天性で内気な場合と後天的に内気になる場合があります。
一人になりたいと思う場合に要注意なのが後天性です。
先天性の場合、本人は一人でいることが楽しいという自覚があります。
後天性の場合、幼児期から思春期に親などから不安を与えられ、外界が恐ろしいところだと思わされてしまい、人との付き合いに抵抗を感じてしまうからです。
自分は内気だとはっきり自覚できている場合は、まだ良いのかもしれません。
しかし、自分が内気だとわからないこともあるのではないでしょうか?
気の合う友人とは、長い間一緒にいれるけれど、イヤだと思ってしまった人と一緒にいるよりは一人で過ごしたいと思う人は内気であると言えそうです。
内気でない人はイヤな人と一緒になってしまったとしても、我を通すことができるからです。
もしかして自分が内気の傾向があるかと思われる場合、心理テストなどを活用してチェックしてみてはいかがでしょうか。
6.一人になりたい男と女
普段とても仲がいい2人であるほど、急に一人になりたいという心理が働く場合があります。
こういった気持ちの大きな原因の1つにストレスがあります。
どちらかが、相手よりも内気、プライドが高い、人間嫌いなどの一面を持つ場合には要注意です。
女・男に分け、旦那・主婦、彼氏・彼女がどんなストレスが原因で、一人になりたいと思うのかを紹介します。
▼【彼氏や彼女の場合】
【一人になりたい彼氏・彼女の心理】
相手の何気ない行動や言動が、彼氏や彼女の一人になりたい心理を大きくしています。
●相手にファッションやメイクを毎回指図される。
→否定されたとき、小さなストレスになっています。
●いつも相手が行きたいデートコース。
→面白くなかった日にストレスになります。
●相手はとても面白い人。いつも自分は聞き役。
→話が面白くないとつまらないというストレスになります。
●デートはいつも相手の家。
→常に緊張するのでストレスになります。
●毎日会わないと不安がる。
→信頼されていないということがストレスになります。
●友人関係にまで指図される。
→自分の友人を悪く言われることがストレスに。
●話がいつも否定的。
→性格が悪いと思うことがストレスに。
●愚痴ばかりが続く。
→キャパシティーが狭いと思うことがストレスに。
●楽しいはずなのに、一緒にいると疲れる時がある。
→相手に合わせることがストレスになります。
●体調が悪い時でも、相手に言えない。
→プライドが高い自分のため、ストレスになっています。
●ある日些細な辛い出来事があっても相手には言えない。
→虚栄心が強すぎてストレスに宿ります。
●仕事で疲れたと相手には言えない。
→嫌われるのが怖いと思うので、愚痴を言えないストレスに宿ります。
●自分に劣等感があるので、相手に挑戦的になる。
→相手にはかなわないことがストレスになります。
●心配性の相手からのメールや電話が絶えない。
→監視に思えてくることでストレスになっていきます。
●自分の思い通りにならないと不機嫌になる。
→機嫌を取るのがストレスになります。
●相手の話を聞いていない。
●一緒にいても楽しくなさそう。
●相手の友人と一緒に出かけることが多い。
●相手の家族と頻繁に会わせる。
▼【男が一人になりたい期間は?】
彼女からすれば、信じられない事かもしれませんが、彼氏は彼女とつきあうことになった直後に一人になりたいと思うことが多いようです。
その理由として、他にいい人がいるのではないかという心配や期待が沸き起こってくるからなのだそうです。
女性の場合、付きあうという返事をする前に深く考えますが、男性は実際に付きあうことになった場合に彼女と距離を置き、自分一人で二人のことについて考えることを望むようです。
気が多いのが男性というところでしょうか。
つきあうことになったのに、彼から連絡が途絶えた場合してはいけないことがあります。
それは自分から連絡することです。
彼が一人になりたいのだなと気づいた地点で、一人にしてあげましょう。
その間にもしかして、元彼女と会っているかも知れません。
そこは我慢です。男性も女性も追いかけられると逃げてしまうという心理があります。
頻繁に心配メールや電話をすると、ウザいと思われるかもしれません。
かといって、放置しておくのは心配ですよね。
ですがやはり彼をそっとしておいてあげるのが得策のようです。
彼がひとりでいたい期間は、個人によりけりです。
数日の人もいれば、1日の人もいますし週単位の人もいるのでとにかく彼の心の波風がおさまるのを待つしかないでしょう。
▼【夫婦の場合は?旦那VS主婦】
【一人になりたい旦那や主婦でもある妻の心理】
夫婦の場合、何がストレスとなっているのでしょうか?
ストレスを与える側の行動と、それにより一人になりたい心理につながるストレスを受けた側についてご紹介します。
●相手からのプレゼントを嘲笑する。
→相手は自分に劣等感があるので、相手からのプレゼントを素直に喜べていません。相手にしてみればプレゼントを喜んでもらえなかったということが、ストレスとなります。
●妻が作った料理。上出来だと分かるはずなのに、一言も美味しいと言わない日々が続く。
→旦那は妻に何か不満があるのでしょうが、それを食事にあたる夫に対し妻はストレスがたまっていきます。
●旦那の些細なお願いごとを頻繁にする。○○を買ってきてなど。
→頻繁にある場合、家政婦のようだと思ってしまうことがあります。私はあなたのお手伝いさんではないのよとストレスに。
●いただきますも言わずに、旦那が夕食を一人で先に食べてしまう。
→小さな愛情がないということがストレスに。
●先に夕食を一人で食べ終えた旦那が、妻の食事中に、次の果物の要求をしてくる。
→自分のことだけしか考えない旦那に、妻はストレスがたまります。
●食事の時間が少しでも遅れると、怒る。
→旦那のわがままにストレスがたまっていきます。
●家事について、ああしたほうがいいと文句をつけるわりに、自分は全然手伝わない。
→自己否定されたというストレスと同時に、ウザいというストレスがかさみます。
●○○さんの家はああだこうだと、うらやましそうに言う妻。
→自分が比較されている気がしてストレスがたまります。
●子供にやつあたりする旦那。
→妻ヘ当たれない分、弱い子供達にあたる夫にストレスがたまります。
●自分の親と仲良くしてくれない妻。
→自分が否定された気持ちになり、ストレスがたまります。
●いびきがうるさい旦那。
→いびきそのものがストレスとなり、睡眠不足がまたストレスになっていきます。
●禁煙にふみきれない旦那。
→喫煙場所は、台所。妻は料理が中断されイライラのストレスがつのります。
●友人の電話では楽しそうに話す妻。
→まるで今が楽しくないように思えてしまうので、旦那のストレスにつながります。
●毎週のようにお出かけしないと気が済まない妻。
→妻が自分勝手だと思ってしまい、ストレスにつながります。
●自分の友人ばかり連れてくる旦那。
→ごはん、後片付けなどの掃除はすべて妻がすることになるので、ストレスにつながります。
▼【女は妻と主婦を使いわけている】
女性は主婦である時の自分と、妻である時の自分は使い分けています。
主婦である時は一人になりたいと思うよりは、より外交的に成ろうとする傾向があるようです。
それは自分一人のことではないからです。
子供の親でもあり、家の主として夫を支えて行かなければいけないという自負という心理が働いているからです。
一人になりたいと思う場合は、妻である時に多いようです。
つまり、相手が旦那の場合に多いということですね。
主婦として自分は毎日一生懸命頑張っているのに、旦那に冷たくされたりすれば、ストレスが爆発します。
▼【夫が時に一人でいたいと思う意外な心理】
例えば、旦那様が仕事で昇給や昇格などがあったとします。
他には宝くじで大当たりしたなど、嬉しい出来事があったとします。
男性は自分でその喜びを味わいたいという衝動にかられるようです。
ですから、妻や家族に報告する前に、嬉しい出来事の余韻にひたりたいために一人になりたいと思う心理が働く場合があるようです。
旦那様がニマニマしている場合は、あえてその笑顔の原因について聞くことをせず、一人になりたい合図だと推測してもいいのではないでしょうか。
7.喧嘩中に一人になりたいと思う場面
喧嘩のスタイルはこうです。不満をぶつける人、不満を受け止める人。
一人になりたいと思うのは、不満をぶつけられた人の側です。不満をぶつける人は、相手に非を認めてほしいと思っています。
ですが相手は自分が悪いことは分かってはいるのですが、それを認めたくないという相手への競争心が芽生えています。
ですが客観的にみて、自分が悪い場合、いてもたってもいられなくなります。
そうなると相手に謝らない自分もイヤになってきて、相手の不満顔をみるなら一人になりたいと思うようです。
一人になりたいと思う心理には、もう一つあります。
一人になることで頭を冷やし、冷静に自分が悪かったと認め、相手のことを思いやる気持ちが生まれると分かっているからです。
ですから喧嘩し、一人になった後帰ってきたときには素直になっていることもあります。
私の友人カップルは、喧嘩をするとすぐに妻はベランダへ出て深呼吸していました。
カップル、夫婦喧嘩のときは相手に投げかける言葉にも要注意です。
8.一人の時間が長過ぎると別れる?
一人でいたいと思う男性心理は、結婚する前にもあるようです。
この女性と結婚してもいいのかな、大丈夫かなという心配と、この人と結婚できることが嬉しいという喜びをかみしめるという2つのために一人でいたいと思うのだそうです。
女性はそんな男性をあまり心配しすぎて問いつめないことが必要です。
恋愛期間が長いカップルや夫婦歴が長い夫婦で一人になりたいと言われた場合、言われてしまった側としては戸惑うでしょう。
ですが一人でいたい=別れたいというわけではないようです。
一人でいることで、今の状況を把握し、改善策を自分の中でみつけたいという心理があります。
一人になり、考えた結果、別れを選択してしまうこともあるでしょう。
ですがそれはそれで認めることが必要です。ですがご安心ください。対策があります。
ラブラブだったのに、相手が一人でいたいと言い出した場合、「ああそう。」とあっさり見送らないことです。
【一人になりたいと言われた時の見送り方ポイント】
●自分に原因があるのか?
●あるとすれば何か?
●自分はあなたのことは好きだ。
●相手の自由を認める。
これらをおさえておくことです。
【メッセージとして受け取る割合:メラビアンの法則】
●表情や態度:55%
●声の大きさや話のテンポ:38%
●話の内容:7%
メラビアンの法則では、話の内容は7%なので「ああそう。」だけでは相手は、自分はもうこの家(彼女)にはいらない存在なのかなと思ってしまいます。
ですから、先ほどのポイントを表情、声のテンポなどで相手に伝えておくことも必要です。
「勝手にしやがれ」というだけだったとしても、ポイントが相手に伝わっていれば、相手が一人になった時、あなたという人との修復がしやすくなるでしょう。
▼【別れは避けたい~見送る前の注意】
子供の気持ちや生活費の事を思うと、私が我慢していれば済む事かなと思っています。
でも、夫から感じる邪念の波長が私には凄くストレスで、夫の足音や扉の開閉音を聞いただけで動悸がします。
夫が近付いてくると体が震え、声をかけられると体が凍りつきます。
まともに顔も見れず会話もかわせません。
こちらの引用は、旦那に相当ストレスを感じている妻の気持ちです。
これだけのストレスがたまっており、原因もわかっていながら旦那に伝える時は、一人になりたいと言うだけのことが多いようです。
注意しなければいけないのは、離婚したいと言っていないことです。
妻も自分がどうしたいのかということを考え中だからです。このとき、旦那が心無い言葉をかけてしまうと、別れにつながる可能性があります。
最低でも「どうしたの?」くらいは聞いておくことが必要です。
大げさに言いますと、自分はあなたの本当の気持ちを聞く準備が出来ていますので、どうか安心してお話してくださいというスタンスで見送りの準備をすることが必要です。
妻の本心は、ここまで旦那に対する愚痴を言いながらも、旦那が改めてくれさえすればいつもの明るい妻に戻れると思っているのです。
それを逆手にとり、反抗したな、出ていきたいなら出て行けばいいというような、別れを後押しする形で見送るのだけは避けたほうがいいでしょう。
大切なのは、妻や彼女が一人になったとき、よりを戻したいと思わせることです。
そのためには、自分にとって、あなたは大切な人であるということをどうにかして伝えておきましょう。
言葉にするのが難しい場合は、メモ書きでもいいと思います。
▼【精神的に一人になれる関係がポイント?】
夫婦や恋人関係では、相手のことを空気のような存在と形容することがあります。
一緒にいるけれども、お互いに変な束縛はせずに、精神的に一人になれている関係が保てているからこそ、相手のことを空気のような存在と言えているのではないでしょうか。
どちらかが、相手に依存してしまうことで、依存された側は苦痛やストレスを感じることになります。
何気ない暴言や要求も依存の1つになります。
良好な夫婦関係、恋愛関係をキープできている場合、お互いが精神的に自立できていると、よく言われていますが、これは精神的に一人になれているつまり、自由だということではないでしょうか。
▼【一人になりたい時は関係性のひずみ?】
弱肉強食という言葉があります。夫婦間、カップル間でもどちらかが強いということが起こります。
強い方は無意識に相手にストレスを与えてしまっている場合があります。
弱い方は無意識に相手からストレスを受けて疲れている場合があります。
好きだけどしんどい、キライだけど楽だというのがあります。
強い側は、そこまで好きでなくても居心地がいいのでつきあえるというものです。
逆に弱い側は好きなのにしんどいという理不尽な不調が襲ってくることもあるようです。好きキライとは別の問題ではないでしょうか。
一人になりたいというのは、関係性をリセットするためのアイテムとして多いに活用すべきではないでしょうか。
喧嘩をしても勝てない相手では、ストレスがたまる一方ですから。
一人になった時、あの時のデートは楽しかったな、あの時家族で出かけた旅行は楽しかったなと思いを馳せることができる貴重な時間だと思えば、相手の一人になりたいも許せるのではないでしょうか。
9.まとめ
一人になりたい心理は男と女では違うようです。
男性の場合は喜びを感じるために一人になりたいという心理要素があり、女性は主婦という立場では内気な人も外交的になるという一面があるようです。
相手との関係を良いものにしていく過程の1つであれば、相手を一人にさせてあげる側もストレスがたまらないのではないでしょうか?