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【人に会いたくない】無気力・やる気が出ない時の症状を徹底分析!

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【人に会いたくない】無気力・やる気が出ない時の症状を徹底分析!

【人に会いたくない】無気力・やる気が出ない時の症状を徹底分析!

1.無気力症候群のケース
2.アパシー・シンドロームとは?
3.ストレスが原因かも?
4.ストレスを感じる時の男女の脳の違い
5.会いたくないのは男性?女性は会いたい?
6.まとめ

最近、妙に「やる気が出ない」「心が沈みがち」といった気分になったり、「電話やメールがめんどくさい」「人に会いたくない」と思うことってありませんか?

これらの気分を感じる場合、女性ホルモンの影響が強いと言われています。

ここでは「人に会いたくない」という気分について、心理学をはじめとしてさまざまな角度から深く分析して行きます。




1.無気力症候群のケース

「人に会いたくない」無気力症候群のケース。

人に会いたくないと感じる時は、もしかしたら誰にでも一度はあるのかもしれません。

若い人から年配の方、職場が変わった方などが、ふと気が付いたら何をするのも面倒になっているとか・・。

人に会いたくないと思うような、うつ病に似たような症状が出る事があります。


最近では年齢的にも幅広くの人に
このような症状が起きるものとされていて、男女ともに、人に会いたくないとか、仕事に意欲が湧かないという、いわゆる無気力症候群が増えているようです。

人に会いたくないと思うのはどうしてなのか?自覚がある人もいれば、自分では何故そうやって思うようになってしまったのか?分からない人も多いようです。


この記事では、
人に会いたくないと思う人の原因や症状、心理状態など掘り下げて分析してみました。

もしあなた自身や身近な人の中で、人に会いたくない、意欲が湧かない等という状態に陥っている方がいるなら、ぜひ参考にして下さい。

しっかりとした対策をすることで気持ちが明るく前向きになり、外へ出掛けて人に会いたくなる。そんなきっかけになることを願っています!




2.アパシー・シンドロームとは?

「無気力症候群」=アパシー・シンドロームとは?

アパシー・シンドローム(無気力症候群)は、簡単に言いますと、今までやっていた事にやる気がなくなり、人に会いたくないなどの無気力に陥った状態をいいますが、鬱病とはまた異なる症状です。

アパシー・シンドロームは、それまで一生懸命頑張って生活していたのに、やる気が失せてしまって目標を見失ったかのようであったり、健康なのに何をするにも腰を上げたくない等の症状が見られるようです。



しかし、全てにおいて無気力になるのではなく、社会人なら仕事、学生なら勉強に対して無気力になるケースが多く、その他に対しては普通に楽しく生活出来たりすることが特徴の一つだそうです。

アパシー・シンドロームに対処する精神科や心療内科では、患者の状態がどれくらいアパシー・シンドロームの特徴に当てはまっているのかをチェックして、アパシー・シンドロームかどうかを判断するそうです。



これは現在のところ、世界的に認知されている病気ではなく、先進国でのみフォーカスされている疾患として位置づけられているようです。

アパシー・シンドロームの症状とは?

アパシー・シンドロームと診断された場合の主な症状を上げてみます。



1.意欲的に何かをしたいという思いが湧かない。


2.人に会いたくない。


3.目標がなくなった感じがする。


4.モチベーションが上がらず目の前の作業が面倒くさい。


5.趣味や友だちとゲームをするなど、気が向いたことは普通に出来る。


6.友だちグループと会っていても気分は何処かさめている。


7.必須な仕事が面倒で、だたじっとしていたい。


アパシー・シンドロームを患っている場合は
このような症状、またはそれに関連した症状が見られるようです。

現在の段階でははっきり病気とは言い切れないものですが、普段の生活には明らかに影響が出てくるようです。

ちなみにですがアパシー・シンドロームではなく、はっきり鬱病であると診断された人の場合は、

気分のアップダウン、自身にプレッシャーが掛かるとネガティブな気持ちが湧きやすい、将来への不安や恐怖などが定期的に襲ってくる、または慢性的に不安や恐怖を感じるので、本人はそれを辛く感じるようです。


しかし、
アパシー・シンドロームの場合は鬱病と比べると、当人は現状をあまり辛いと感じていないようなのです。

心の奥深くでは、今のこの状態が続くわけではないと自覚している場合もあるかと思います。まるで、自らエネルギーをダウンさせて休眠状態に入ったかのような、あまり感情が入っていないような状態と言えます。




【①主に「無気力」に限定されるのが特徴

アパシー・シンドロームは、全般的に無気力という事が特徴ですが、全てに無気力な訳ではないので、何にやる気が起きないのかは人それぞれです。

例えば人によっては、ご飯は普段どおり食べたられるし食べたいけれど、後片付けについては異常に面倒で、まったく手がつかないという人もいます。



他にも夜は普通に眠れるが、朝は出勤して仕事する意欲がない、だがそれに対してさほど焦りもない。そういう自分に対してあまり困ってはいないといった特徴が上げられます。人と会いたくないとは言っても、気楽な遊び程度なら友達と普通に会えるというのもよく聞くケースです。



しかし一方で、大好きだった趣味などについては面倒に感じるようになった、やる意味が分からなくなった、座ってただじっとしていたい、健康なのにただ寝ていたいという人もいるようです。

【②すべてのことに「無気力」になるわけではない

人に会いたくない、仕事する気力がないと言っても鬱病とは違い、全ての事に無気力なわけではありません。

大抵の場合は、自分の本業(学生なら勉強、社会人なら自分の仕事)に対して無気力になってしまう場合が多いようです。本業とは繫がりのない事や気楽に出来る楽しい事であれば、人と会うことにもそれほど苦痛を感じません。


目に見えて大きな変化があるとも言い難く、
本人も周りの人もアパシー・シンドロームとは思わないでしょう。

人に会いたくないとか、仕事に対して意欲的になれない、前向きに仕事を終わらせられない。周りがそうやって感じ取った時には、その人は我がまま、身勝手、責任感がない、甘えている、だらしがない人と思われがちでしょう。



そういった期間が長くなると、本人も次第に自分にはエネルギーがないとか、駄目な人間、出来ない人間と思い込むようになる危険があります。

【③完璧主義や几帳面である

人に会いたくないと思うようになってしまう人は、完璧主義者や几帳面、勝ち負けを気にし過ぎる人に起きやすいと言われています。

人間は完璧に出来ている訳ではなく、心身ともに成長していくものなので、完璧な点に到達するという事はありえないとも言えます。



なので完璧主義者が完璧を求めても、たとえ物事が上手く運んでも、常に心のどこかで自分を責めるように、「もっとこうしていたら、もっと良い結果を生めたかもしれない」という心理が働くようです。

それはただ向上心が強いというのとは少し違っていて、過去にあった何らかの原因によって、とにかく100パーセントの成果をとらなければ気持ちが満足出来ないといった状態にあるようです。



それがある時点でプツンと切れたように気力が下がり、人に会いたくないと思うようになるのです。

人に会いたくないという心理は、周りの人が問題なのではなく、自分の心の奥で感じている自己嫌悪や劣等感が影響しているようです。




3.ストレスが原因かも?

「人に会いたくない」のはストレスが原因かも?

人に会いたくないと思う人は最初からそう思っていたわけではなく、ある頃から思うようになっています。

そして人に会いたくないという思いも、無気力さにも、鬱病とは違って本人はシリアスな問題として自覚していないようです。しかし、日々の生活で人に会いたくないと感じて過ごすことは不自由なので、何とかしたいという思いは深層心理にはあるはずです。



人に会いたくないと思うようになったのは、何かがきっかけで精神的なストレスが溜まるようになったのが原因となっている可能性が大いにあります。ここでは人に会いたくない心理とストレスについて、もう少し見ていきます。

【①なぜ、人に会いたくないのだろう・・・

人は本来、多くの人の中で、お互い助け合いながら楽しく生きていけるようになっているはずです。

世の中で人に会いたくないと感じるのは、自然なこととは言えません。誰もが人生を送ってきた中で、様々な環境に身を置きながら、多くの人と接触しながら過ごしてきたと思います。



その環境によって、時には自分を飾って違う自分を演じなければいけなかった場合もあるでしょう。

最も身近な環境で身近な人間関係は家族です。他には学校、職場、定期的に会う友人グループ、配偶者側の家族等があり、その場その場で多少違った自分を演じてしまうのは誰にでもあることです。



又は、飾るべきではない場所で飾り続けて苦しくなっていた人がいるかもしれません。飾る事で後で人から冷やかされたり馬鹿にされたりした経験もあるかもしれません。ですが人に会いたくないと思う理由は、一概に相手が悪いからだとは言えません。

【②人は外的環境の中で、さまざまな自分を演じている

それぞれの環境に応じて、多少違った自分を演じることが必要な場合もあります。

相手に尊敬や謙遜を表すために、普段の自分とは違う自分を演じる事だってあります。しかし、人に会いたくないと思うようになる人は心の奥で、環境ごとに変化する自分が滑稽だとか情けないとか、罪悪感を感じる人もいるようです。


こういった考え方を持つ人は、
真面目で頑張りすぎる人に多いかもしれません。地に足が着かない状態を演じて頑張っていると、そのうちに疲れて、社会的な責任を手放して楽になりたいと思うようになり、無気力状態に陥る事があるようです。

【③エネルギーが充電切れ!

人に会いたくないと思うようになる人は、それ以前にはとても頑張り屋だった、目上に忠実で期待を裏切りたくないと思うような人、勝ち負けや人目が気になる人に起きやすいと言われています。

そういった状況を感じた時は、エネルギーの充電が追いつかないくらい走り続けてしまったために、ふっと止まってしまったと言えるかもしれません。




4.ストレスを感じる時の男女の脳の違い

ストレスを感じる時の男女の脳の違いとは?

友達を多く作る方でストレスを解消できる?

人に会いたくないという生活を続けていくのは、とても不自由なことなので、そういった不健康な心理状態には、色々なストレスが関わっているようです。

アメリカで30~69歳の男女数千人を対象にして、約9年間、友人知人を沢山持つ人、殆ど持たずに孤立した人の死亡率のデータを取ったそうです。研究結果は、友人知人を殆ど持たず孤立した人の方が、およそ2~3倍死亡率が高かったとの事です。



これは友人知人を多く持ったほうが、ストレスが解消されやすいことが原因だという事です。

確かに人間関係でもストレスはありますが、少ない決まった相手とだけ付き合うよりは、色々な相手とコミュニケーションが取れるチャンスを持つ事で、ストレス発散がラクになるということではないでしょうか。




5.会いたくないのは男性?女性は会いたい?

「人に会いたくない」のは男性?女性は「人に会いたい」?

脳医学によると、人間の脳内において、特に親しい人は6人程度しか作れないそうです。

そして男性はストレスが溜まる状況にあると、人に会いたくないと感じ、女性は逆に人に会いたいと思うようになるそうです。

男性は人に会わない方が楽だと脳が判断し、女性は人に会った方が気分が晴れて楽になると判断することが原因とされています。



女性は自分の気持ちをオープンにして「話すこと」で、人間関係の新密度を計る傾向にあるようです。友達や彼氏と会う時、ただ「おいしいものを食べる」「映画を観る」「買い物をする」など、ひとつの目的ではなく「話をする」といった目的が含まれています。

「人に会いたくない」女性ホルモンとの関係は?

女性の場合は、ホルモンバランスが影響している場合も多いようです。具体的には、卵胞ホルモンと黄体ホルモン分泌量の変化や、脳内物質のエンドルフィン、セルトニンの分泌の低下が影響しているのではないかという事が理由とされています。



人によっては生理の前、生理中、排卵日辺りに気持ちが苛立ったり、滅入ったりするという人が沢山います。それと共に、人に会いたくないとも思ってしまうという声も多いようです。

「人に会いたくない」ってどんな時?雨の日は気分が落ち込みやすい科学的な根拠

人に会いたくないと思う時には、天気も影響している事があります。

朝起きて窓から外を見ると雨降りだった時、ふと無意識に淀んだ気持ちになる事がありますよね。何かの理由でよほど雨を切望していなければ、多くの人は天気の良い日より曇りや雨降りに、気持ちが下がってしまいがちです。



これは雲が覆って暗くなっているから、気分も暗くなるのだろうと思う人も多いと思います。確かにそれもありますが、実は天気が気分に影響するのには科学的根拠があるそうです。

それはどういう事かと言うと、低気圧になると体の細胞や血管が膨張し血圧が低下するそうです。それが自立神経やホルモンバランスにも影響し、気分が揺さぶられるという事のようです。




6.まとめ

「人に会いたくない」時は、ひとりの時間を楽しもう!

いかがでしたか?「人に会いたくない」という気分を、心理学・脳科学・科学的な角度からまとめてみました。

一時的にストレスや自律神経、ホルモンのバランスの乱れから人に会いたくないと感じることが多いのかもしれません。こんな時は、無理に電話に出ようとしたり、人に会わなくても良いのではないでしょうか。



「人に会いたくない」と思う気持ちの中には、「ノリ気じゃない」「明るく振る舞えない」「面倒臭い」など、さまざまなシチュエーションや気分があることだと思います。他人を優先的に考えず、時には自分をワガママにしてあげることも大切です。



気分が落ち込む自分や、人と会いたくない自分を無理に「ポジティブ」にしようと思わなくても良いのです。人に会いたくないと感じやすい人は「がんばり屋」に多い傾向とも言えるのですから。こんな時のために、ひとりで出来るような楽しみ方をいくつか作っておくと良いかもしれません。



なぜか涙が溢れたり、人と会いたくないという時期が長引く場合は、心療内科など専門家に相談することを強くおすすめします。