[コンプレックス]とは?
劣等観念とは?
無意識の「葛藤」に苦しむ神経症者。
複合観念とは?
複合した心理が複雑に関連していること。
劣等複合とは?
感情統合されている心的内容の集合体。
無意識のうちに現実の意識に
非現実の意識が混じり込んでいるもの。
つまり、
意識と無意識が入り交じるように
複雑に組み合わされた心理から
なんとも表現し難いような
劣等感を感じ持っていることです。
言葉で説明するには
とても難しい内容です。
だからこそ、
その意味を相手に伝えやすくするために
『コンプレックス』という言葉が
そのイメージとして
よく使われるのかもしれません。
日本人は、
コンプレックスという言葉を聞くと
全ての人がほとんど同様の
受け止め方をするからです。
共通認識によって音声もなく、
一つの単語で複雑な心象を表現できる。
日本語の偉大なところでもありますが、
今後も次世代に伝わっていく
言葉となるのかはわかりません。
恋愛コミュニケーションにおいて、
こういった言葉の
本当の意味を知っているからと言って
相手に説明することはやめましょう。
恋愛でのコミュニケーションに
その場で関係のないこと、
相手に関係のないこと、
知識差のアピールなどを一方的にしても
そういったアプローチは
嫌がられる要因となることが多く、
好感を持たれることは稀です。
どうしてもこういった話題を
会話の内容として取り上げたい時は、
遠回しに伏線を張ってから
話題に持ち出すようにしましょう。
たとえば、なんとなくはわかるけど…
コンプレックスってどういう意味?
などと相手に尋ねて、
お互いで答えに近づけていけば良いと思います。
一つの物事に対してお互いが寄り合わせ、
足並みを揃えていくことで
そこに親近効果が生まれるので
自分が一方的に話したいような話題で、
相手にとっては微妙な話題でも
積極的に会話の中に取り入れることが可能です。
レディファーストに代表されるような
紳士的に、
足の早い人が相手をかばって
待ってあげたり、
食事や買い物などの時間軸を
相手に合わせたりすることと同じです。
これらの気配りが出来ずに、
一方的な会話ばかりしていると
典型的な、
嫌われる人物像に当てはまってしまいます。
それでもガンガン突き進んで
抜群のリーダーシップを発揮出来る人には
問題なさそうですが、
そういった関係の場合
恋人同士で支え合う。というような
対等なカップルとは違って、
ファンといった
感情のほうが近いのではないでしょうか。
話題とする言葉の選び方一つにしても、
相手に合わせて
上手にアレンジ出来るようになっていたら
自分はモテないといった
コンプレックスを感じている人だって
おのずとモテるひとの仲間入りをしている頃です。
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