好きな人とするLINE会話のコツは?~相手との距離を縮める方法!~
1.LINEのやり取りは、キャッチボールと同じ!
2.居心地のよいLINEの会話は質問力にあり
3.かまってちゃんLINEからは卒業しよう
4.相手に委ねるようなLINEしかできない人
5.会話もLINEも引き際が大切!
6.まとめ
好きな人との会話のやり取りには、人一倍気を遣うものです。これはLINEでのやり取りでも同じですね!
「この文章でいいのだろうか?」とか「あんまりしつこいと嫌われのではないだろうか?」一喜一憂しながら、好きな相手にLINEを送ることはないでしょうか?
好きな相手に好感を持たれる。好きな相手との関係を1歩も2歩も前進させる会話の方法をご紹介します!
1.LINEのやり取りは、キャッチボールと同じ!
キャッチボールをしたことはありますか?実際にグローブをはめてやったことがなくても、友達同士でボールを投げてはキャッチし合うような遊びをしたことがある人はいると思います。
できるだけラリーを長く続けるために大切なことは、一緒にキャッチボールをする相手との呼吸を合わせることです。
プロ野球選手が素人とのキャッチボールが上手な理由は、素人のレベルに合わせて取りやすい球を取りやすい角度と取りやすいスピードで投げてくれているからです。
一般的に会話というのは、スローなペースの人に合わせることが長く続けるポイントになります。一方的に早口でまくしたてる人の話を、スローペースな人は途中で思考回路をフリーズさせたまま聞いています。
これはLINEのやり取りでも同様です。自分の言いたいことだけを一方的に送信する人、しかもその回数が小刻みにとてつもなく多い人に対して、LINEのやり取りが不得意な人は時に怖気づき、しまいには嫌気をさしてしまうことがあるので注意しましょう。
相手がどのような球を受けられる人なのかしっかり見極めること、これがLINEのやり取りでも重要な要素になってきます。
それでは、具体的にどのように相手のペースをつかんでいけば良いのでしょうか?
そのヒントは相手からの返信のスピードと文章の長さで、ある程度判断することができます。なかなか既読にならない人や、既読になっても返信が遅い人は、日常生活でSNSにあまり重きを置いていないタイプの人です。
そのような人は返信内容も実に淡白で、文章ではなくスタンプで済ませる人も多いでしょう。レスポンスが非常に早く、送ったLINEに輪をかけて饒舌に返してくる人は、会話のキャッチボールをぐいぐいと行いたいタイプの人です。
後者には遠慮なく何度も強い球を投げても問題はないでしょう。前者のタイプの異性には、自分の一方的なLINEを送り続けると、いずれは疎遠になってしまう可能性が高いです。
2.居心地のよいLINEの会話は質問力にあり
『聞く力』という阿川佐和子さんの新書がベストセラーになったことがあります。これは人間関係を円滑にする上で、聞く力がどれだけ大切かということが書かれています。相手の話を聞くことが上手な人は、質問力にも長けています。
普段の会話でもそうですが、LINEでのやり取りでも相手の会話を引き出す相槌表現や、「それでどうなったの?」「その時どう思った?」といった質問を効果的に挟むことができるのです。
これは好きな相手の人となりを探るのにも一番有効な方法です。相手に自分のことを気持ちよく喋ってもらい、「近いうちに直接会って話したいな」と思わせることが肝になってきます。
「今日のランチはこちらです」というような写真を送りたい気持ちをグッとこらえて、「お仕事お疲れ様です。ちゃんとお昼食べれましたか?」というような質問メッセージに変えてみましょう。
「今日も1日疲れたよ~」というLINEを、「今日も1日お疲れ様でした!無事に終わりましたか?疲れはたまっていませんか?」と変えるだけで、いたわる気持ちを伝えることができ、同時に相手の日常を垣間見ることができるきっかけに繋がっていきます。
3.かまってちゃんLINEからは卒業しよう
「意識高い系」という言葉がSNSで話題になりました。これはやたらとTwitterなどで、自分頑張ってるアピールをする人たちのことを揶揄した表現です。
「気が付いたら今日、お昼食べられなかった。」や「自分へのご褒美に、仕事帰りにネイルサロンに寄ってきました。」などのつぶやきがこれに含まれます。全く興味のない人にとっては、「で?」と思えるような内容です。
つぶやいた方はつぶやいたことで満足しているかもしれませんが、心の中では「こんなに頑張ってる自分をいたわってほしい!褒めてほしい!」という欲求が隠れています。
特に好きな相手には、自分のそんな頑張っている姿を見て欲しいと思う気持ちは強まるでしょう。
効率的に仕事をこなした自分を称えて欲しい気持ちや、キラキラしている自分を見せたい気持ちなど。まるで子供がお母さんに褒めて欲しい時のように、自意識過剰的なLINEをつい送ってしまいがちです。
相手も自分に好意を抱いてくれていれば、これらのLINEに対しても不快な気持ちは抱かず温かい返信をしてくれるでしょう。しかしまだそこまで関係が深まっていない相手であれば、かまってちゃんLINEを少し自粛する必要があります。
LINEに限らず、Instagramなどのフォロワーになってもらっている時も注意が必要です。
行き過ぎた自己アピールは、「承認欲求の強い人だな。付き合ったらいちいちめんどくさそう。」という印象を相手に与えてしまい、距離を置かれてしまう可能性が考えられるからです。
4.相手に委ねるようなLINEしかできない人は要注意
好きな人に嫌われたくない気持ちが強い人や、自分が放った言動で相手に与える印象を必要以上に気にする人にはある共通点があります。
それは、なかなか自分の素直な気持ちをLINEで表現しないということです。
具体的に言うと、次に会う約束を取り付ける時です。会いたい気持ちはあるのに、自分から次いつ会えますか?というようなことを提案することができません。
そのため、「最近元気にしていますか?」とか「駅前に新しいお店オープンしたの知ってます?」などと、とりとめのない話題から伏線を張ろうと試みる傾向があります。
勘の良い相手であれば、これは誘ってほしいということなのかな?と思ってアクションを起こしてくれることでしょう。しかしあまり脈のない相手にこの方法をとっても、良いことは何もありません。
「元気だよ」「ああ知ってる。流行ってるらしいね。」などと、とりとめのない返事を返されて終わりです。本当に好きな相手との交際を真剣に考えているのであれば、約束を交わすという目的をしっかりと果たすことが大切です。
「日曜日は会えますか?」や「一緒に映画に行きたいのですが、いつ空いてますか?」というような、相手にしっかりとした答えを求めるような提案を投げかけることです。
ちょっと関係が良くなった人から、「今度会う時に、何食べたい?」と聞かれた時も、しっかりと食べたいものや行きたい店を返事することが重要です。
「相手が嫌いな食べ物だったらどうしよう。」「行きたいと思ったお店が美味しくなかったらどうしよう。」と考えてしまうことは、相手を思っているようで、実は自分を守っている保身にすぎません。
好きな人との今後の関係を少しでも早く進めたい人であればなおさら、自分の方からしっかりと意思表示をしたLINEを送ることが大切です。
5.会話もLINEも引き際が大切!
「終わりよければすべてよし」ということわざが日本にはあります。「飛ぶ鳥跡を濁さず」という粋なものもありますね。これは、引き際はきれいにしないといけないという意味が含まれます。
みなさんのLINEのやり取りの引き際は、きれいなものでしょうか?
なんとなくダラダラと自分から終わることもできず、寝る間際までズルズルと引きずることはないでしょうか。好きな相手であれば、なおさら名残惜しい気持ちもありますが、それでは「いい男」「いい女」としての余韻を残すことはできません。
会話の八分目あたりできっぱりと打ち切ること。これが、翌日以降につながるいい終わり方です。時間で制限するのも1つの方法です。「もう、遅いから寝るね。おやすみ!」先に言ってあげることが、結果思いやりです。
6.まとめ
LINEを最初に投げかけた方から区切りを作ることも、礼儀でしょう。
キリの良いところで打ち切った会話の余った時間で、次回の会話につながる良い投げかけを考える方が、よっぽど有効な時間の使い方です。