生理が遅れる8つの原因|あなたはどのタイプですか?
1.生理が遅れていると判断する基準
2.基礎体温の測り方|朝目覚めてすぐがベストタイミング?
3.生理が遅れる8つの原因
4.増加中?40代で生理が遅れる原因
5.生理の遅れを改善させる方法
6.まとめ
生理が遅れて心配になった経験を持つ人は多いですよね。
生理不順の原因は、ライフスタイルの変化や体調の変化など人によって様々ですが、生理が順調に来てくれる事はとても安心出来ることです。
ここでは、生理が遅れるいくつかの原因について丁寧に細かく解説させていただきます。
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1.生理が遅れていると判断する基準
▼【1.生理の周期が正常範囲じゃない】
あなたは、いつも自分の生理周期がどのくらいなのかを記録していますか?
生理周期は、「前の生理が始まった日から次の生理が始まる前日までに何日かかったか」を数えます。よく、前の生理が終わった日は覚えていて、始まった日は覚えていない人も多いようですが、本当は、「始まった日から何日目に次の生理が来たか?」を覚えておく事の方が大切なのです。
では、生理の正常な周期とはどのくらいだと思いますか?「前の生理が来てからきっちり1か月じゃないと正常じゃない!」と思う人もいるようですが、そこまできっちりしていなくても大丈夫です。
前の生理が始まった日から次の生理までの日数が25日~38日までの間であれば問題なく生理が順調に来ていると言えるので、多少の遅れは気にしなくても大丈夫だと言えます。
もし、それよりも早く24日以内に来たり、あるいはその逆で39日以上経っても生理が来ない場合には、生理不順という事になるので、そのような状況がしばらく続くようであれば何かしらの対策が必要だと考えられます。
▼【2.基礎体温が低温のみ続く】
よく、生理不順を理由に産婦人科に行くと、担当の先生から「基礎体温はどのくらい?」と聞かれることがありますよね。
基礎体温を把握しておく事は、生理が正常に来ているかを知るためにとっても大切な事なのです。生理が順調に来ている時には基礎体温の”低温期”と”高温期”があるのですが、あなたの基礎体温にはその波はありますか?
女性には”月経期、卵胞期、排卵期、黄体期”の4種類があります。
月経期はその名のとおり生理中の事で、この時期の基礎体温は低温です。その後の卵胞期をいう新しい卵を育てる時期にも低温期は続き、排卵日にはグッと体温が下がります。それを境に基礎体温は上がり黄体期へと突入します。その後、妊娠していなければ基礎体温はまた低温に戻り生理がまた始まるというサイクルです。
生理の周期が正常であれば基礎体温にはこのような波が出来るはずです。しかし、生理が遅れている場合は、排卵後に分泌されるはずのプロゲストロンが出ていない可能性が高いので、高温期に突入するはずの黄体期でも基礎体温は低温の状態が続きます。
生理が遅れているなぁと思ったときは、まずは自分の基礎体温をチェックして正常な生理周期に戻りそうかどうか判断してみましょう。
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2.基礎体温の測り方
基礎体温は、どんな時に測るのがベストタイミングなのでしょうか?
基礎体温とは”ほとんど活動していない時の体温”の事です。朝起きて、トイレに行って朝ごはんを食べる前にちょっと測るのも、それは基礎体温にはならないんだとか。普段の生活の中では、夜寝ている時が基礎体温を測るベストタイミングと言えます。でも寝ている時に測るのは面倒ですよね。なので、”朝目を覚ました寝起き”の時に測るようにしましょう。
ほとんど活動していない時の体温なので、目が覚めたらベッドの中でそのまま測ると自分の基礎体温が分かるはずです。ただ寝ている状態なので、一日の中でも最も動いていない瞬間になるはずです。
万が一産婦人科で診てもらう事になった場合に先生から的確なアドバイスをいただく為にも、出来れば毎日基礎体温をチェックして、基礎体温表を作っておくと良いでしょう。あなた自身も、自信を持って先生に事情を説明できるようになるはずです。
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3.生理が遅れる8つの原因
▼【1.妊娠しているかも?】
生理が遅れる原因の一つとして考えられるのは妊娠です。
生理が終わった後に性交渉をして、次の生理予定日を過ぎても生理が来ない場合、まず疑うのは「妊娠」ではないでしょうか?日本では男性が避妊具を利用をすることが最もポピュラーですが、たとえ避妊具を利用したとしても妊娠する可能性はゼロではありません。
避妊具を利用をすることで90%以上の割合で避妊が出来るという認識を持った人も多いとは思いますが、有名な避妊具メーカーの調査によると、その利用方法にもよりますが避妊率は80%~85%で10人に1~2人は妊娠する可能性があるそうです。
正しい使い方をすることで避妊率は100%に近づくまで高まるようですが、間違った使い方をして生理もなかなか来ないようであれば、妊娠の可能性があるかもしれません。妊娠を望まないのであれば、パートナーと避妊具の使い方について、もう一度確認してみると良いでしょう。
▼【2.ストレスが溜まっている】
妊娠以外で生理が遅れる原因として”ストレス”を思いつく人は多いのではないでしょうか?女性の身体はとてもデリケートで、生活の変化や精神的な疲れなど些細な事でも調子が崩れて生理が遅れてしまう可能性があります。
排卵が行われ、生理が正常に来るためには、脳からの指示が必要です。
視床下部
↓
脳下垂体
↓
卵巣
生理の時期が近づくと、通常であれば脳から「女性ホルモンを出してね!」と指示が出て生理が来るのですが、ストレスなど何かしらのトラブルが発生するとこの伝達が上手くいかなくなってしまうのです。
ストレスの影響を最も受けやすいのは”脳下垂体”です。脳下垂体は自律神経の中枢のような部分で、一番の働き者、といったところでしょうか。
ストレスを身体が感じると、視床下部がそれをキャッチして脳下垂体に「なんとかストレスをなくして!」と指示を出します。でも、あまりにストレスが大きいと脳下垂体は「もう耐えられない!」と上手く働けなくなってしまい、結果排卵が遅れたり無排卵になって生理が遅れてしまうのです。
現代社会は、女性も多くのストレスを抱えながら日常生活を送るようになりました。適度にストレス発散をする事で、生理の遅れが改善されるかもしれません。
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▼【3.薬を服用している】
薬の服用も、生理が遅れる原因だと考えられます。
どんな種類の薬が生理の遅れと関係があるかというと、吐き気止め、胃薬、抗うつ剤、精神安定剤などがあります。これらの薬の副作用によって生理や妊娠に大きく関わるホルモンの”プロラクチン”を異常に高めてしまうのが理由だそうです。
このプロラクチンというホルモン値が高くなると生理が遅れたり、妊娠しにくくなるといった症状が出るそうです。ちょっと体調が悪いとどうしても薬に頼りたくなりますが、あまり頼りすぎないようにする事も大切ですね!
▼【4.過度のダイエットなどをしている】
今まで、ダイエットをしていて生理が止まった事はありませんか?
ダイエットを健康のためにするのであれば良いのですが、「とにかく細くなりたい!」と必要以上にダイエットをすると、生理の循環が停滞する原因にもなります。
なぜ、過度なダイエットをすると生理が止まるのかというと、脳下垂体の働きが低下してしまうからです。”ストレスが原因”と説明した所でも、脳下垂体は出てきましたが、脳下垂体は本当に些細な事にも敏感で、簡単に機能が低下してしまうのです。
十分痩せているのにまだダイエットするのは、あきらかに健康的ではないですよね。平均体重をキープできていれば健康体と言われていても、日本人女性の多くは「それよりももっと細い方が良い!」とダイエットをする人がたくさんいます。
見た目が自分の理想の姿になれたとしても、生理が来ないのは大問題です!本当にダイエットする必要はあるのか、今一度考えなおしてみましょう。
▼【5.不規則な生活を送っている】
朝、朝食を抜いて仕事へ行く、帰りは遅いからいつもコンビニ弁当、休みの日はいつも夜更かしして映画三昧・・、など不規則な生活も生理が遅れる原因に。たまーになら良いのですが、こんな生活をいつも送っているのであれば改善が必要です。
食生活の乱れや睡眠不足といった、不規則な生活を送っていると身体のどの部分がまず悲鳴をあげるのかというと、”自立神経”です。自立神経が正常に機能している時は、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがバランスよく分泌されているのですが、機能が乱れるとこの分泌が上手くいかなくなり、結果生理が遅れてしまうのです。
睡眠が不足していて不規則な生活を続けていると、生理周期が乱れやすく遅くなる場合があります。また、夜更かしや熟睡ができていないと女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。
これは、睡眠の質が高まる夜の時間帯22時~2時に熟睡や眠れていないと成長ホルモンが足りなくなるためです。この成長ホルモンは肌や筋肉など全身の機能を整える役割を担っています。
今はパソコンやスマホがあって、ついつい夜遅くまで見てしまう人も多いと思います。夜遅くまでいじっていると、いざ寝ようと思っても脳が興奮して結局寝れない…なんて事もあるので、夜寝る前はあまりいじらないようにしましょう。
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▼【6.運動不足?座っている事が多い】
デスクワークでほとんど座っていたり、休日も疲れて家でずっといるなどの運動不足も原因の一つとして考えられます。
運動習慣がなかったり適度な運動をしていないと、自然と筋肉が衰えていき脂肪になってしまいます。脂肪は太るといった体形の変化だけではなく、生理周期が長くなり生理が遅くなることがあります。
これは、脂肪により血行不良を起こし体が冷えやすくなったり、脂肪に女性ホルモンが吸収されてしまって、子宮や卵巣の働きが悪くなるからです。脂肪はただ太るだけではなく体に様々な不調が起こることがわかりますね。
「最近、運動してないな」と思い当たるふしがあるのなら、軽いウォーキングからでも良いので出来るだけ運動するようにしましょう!
▼【7.子宮や卵巣などの病気】
子宮や卵巣の病気と聞くと、高齢になってから起こる事と考えがちですが、若い人でも、なんらかの病気で生理が遅れる事は少なくないようです。
若い女性の排卵障害としてよくある病気の中に、卵巣自体に疾患がある「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」という、卵巣の中にたくさんの卵胞が出来て排卵しにくくなる病気があります。
自覚症状として
* 月経周期が35日以上
* 月経が順調だったのに現在は不規則になった
* 肌荒れ(にきび)が多い
* 一般の女性よりもやや毛深い
* 肥満体質である
などが挙げられます。
これ以外でも、甲状腺疾患などが原因の場合もあるようです。甲状腺とは、喉にある小さな臓器で、形はまるで蝶々のような形をしています。甲状腺にはホルモンを分泌働きがあるのですが、これに疾患があると状態を甲状腺疾患と言います。
体調が優れず何か思い当たるふしがある人は、早めにお医者さんに診てもらうようにしましょう。
▼【8.早期閉経の可能性も】
閉経は、更年期を過ぎてからなのでは?と思う人も多いとは思いますが、20代~30代で早期閉経を起こす可能性もあるそうです。
更年期を迎えると、女性は卵巣の働きが低下していき女性ホルモンの分泌量も少なくなります。それが20代、30代の若い女性でも起こりうるのは驚きですよね…。
なぜ若いのに早期閉経が起こるのかは、現時点でははっきりした原因は分かっていないそうです。遺伝性、自己免疫疾患などの場合もあるそうですがそのケースはほとんどないとも言われています。考えられる原因としては、ダイエットのしすぎ、慢性的なストレス、喫煙や過度の運動などが関係しているとの見方があるようです。
20代、30代に妊娠を望んでいるのに、閉経してしまったから出来なくなってしまうのは悲しい事ですよね。もし身体に何か異常を感じたら、出来るだけ早く産婦人科で診てもらうようにしましょう。
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4.増加中?40代で生理が遅れる原因
女性ホルモンのエストロゲンは、年を重ねていくほどに分泌量は減少していく傾向にあります。
40代になって、今まできちんと生理が来ていたのに、40代後半あたりから1週間~2週間はもちろん、2か月以上空く事などが増えて来た。という人が増えてくるそうですが、これは閉経前の更年期に突入する前触れなのかもしれません。
生理が1年以上来ない状態であれば閉経と診断されるのですが、2か月~3か月に1回のペース、もしくは半年に1回などのペースで生理が来る場合は更年期と診断されます。
自然のままにしていると、やはり年齢とともに身体の調子も変わってくるのですが、やはりまだ頑張りたい!という気持ちもあるはずです。そんな時には、女性ホルモンに似た働きをしている食べ物を食べるなど、食品から補うと効果的という声もあります。
例えば、豆腐や豆乳などに含まれているイソフラボンは女性ホルモンを促進させる成分として人気がありますよね。
また、エストロゲンに似た働きをする食品としては、ローヤルゼリーなんかも効果的なようです。デセン酸という成分がローヤルゼリーには含まれているのですが、この成分には自立神経の乱れを改善してくれる効果もあるそうなので、生理以外の健康的な身体作りの為にもとても重要な食品と言えそうです。
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5.生理の遅れを改善させる方法
▼【冷えを解消して子宮を温める!】
冷えは健康な身体づくりの天敵です!体が冷えた状態だと、もちろん子宮も冷えている可能性があります。子宮を温めるのに1番おススメの方法は入浴で、入浴方法の中でも、全身浴よりは半身浴の方が身体の代謝もよくなり子宮を温めるのにも効果的です。
半身浴はで38度~40度ほどの湯船に20分以上浸かって身体を温める入浴法で、全身浴よりも身体に負担のない入浴法な上、一度身体が温まると全身浴で温もった時よりも代謝がよくなるなどのメリットがあります。ゆっくりじんわり身体を温めると、血の巡りがよくなって子宮も暖まってきます。
半身浴にはリラックス効果もあるので、ストレス発散にもなってますます生理の遅れを改善できるかもしれませんね!
▼【処方された薬を飲んで改善】
薬に頼りすぎるのはあまりおススメはできませんが、どうしても生理が遅れる場合はお医者さんから薬を処方してもらう事もひとつの方法だと思います。
病院で処方される薬は、不足しているホルモンを補ってくれて、他の薬のような副作用はないため安心です。生理周期を正常にするために、お医者さまに相談しながら一時的に薬を服用することもあります。逆に薬を常用してしまうと、自力で女性ホルモンのバランスをとることが難しくなります。薬だけではなく生活習慣の改善も並行して行い健康な体作りをするように心がけましょう。
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6.まとめ
生理が遅れることには、さまざまな原因があります。ストレスや不規則な生活、運動不足など、普段の生活の中で思い当たることがある人も多かったのではないでしょうか?
女性の身体はとてもデリケートなので、些細な事でもすぐに生理が遅れてしまいます。
もし、今回挙げた8つの原因の中にひとつでもあてはまるものがあれば、今日からでも改善計画を立ててみましょう。そうすると身体の調子もよくなって、生理も順調に来てくれるかもしれませんよ。
身体に違和感を感じたら専門機関に相談することも忘れずに!早期発見、早期対策を心掛けるようにしましょう。