性格が悪い人ってどんな人?5つの特徴とたった3つの改善法を解説!
1.性格が悪い人ってどんな人?
2.性格が悪い人。5つの特徴とは?
3.性格が悪い場合どうなる?
4.性格を良くしたい!と思ったら?
5.まとめ
性格が悪い人というのはいつの時代でも話題になるものです。
今でも芸能人の誰々は性格が悪いらしい、などと噂が広がることも多いですよね。性格が悪い人の特徴とはどういったものでしょうか?それは改善できるものなんでしょうか?
ここでは性格の悪い人の特徴と、それによって起こること、性格を変える方法をご紹介します。
1.性格が悪い人ってどんな人?
「性格が悪い」という言葉は、嬉しくないことですがなじみ深いものです。それだけ発言したり、耳にすることが多い言葉なのではないでしょうか?では、いったいどんな人のことを「性格が悪い」というのでしょう。
性格が悪いという定義は一般的に「根柢の部分が下衆であるような人柄」「性格がひねくれている」「性格や言動がしつこくて不快」となっています。文字にすると、なかなかすごいものがあります。
「性格が悪い」人がいるのも事実ですが、中にはさっぱりした性格だったり、媚びないことで「性格が悪い」と言われてしまうケースもあるようです。
でも、今日はそういったものではなく、正真正銘の性格に難ありな人の特徴と、それによっておこる弊害、またそれを克服するための改善方法をご紹介いたします。
2.性格が悪い人。5つの特徴とは?
▼【物事の判断基準は“損か得か”】
仕事でも、友達との遊びでも、必ず何か“面倒な事”がついてきます。
例えば仕事なら、ゴミ捨て、シュレッダー、ちょっとした買い出しなどの、役割分担が決められていないけれど、必ず誰かがしなければならないこと。友達とのお出かけだったら、誰が車を出すのか、施設やレストランの予約をする、待ち合わせ時間を取りまとめ皆に連絡するなど。
これらの“取り立てて評価されないけれど、やるとなると地味に面倒で以外と手間や経費がかかることを人に任せて、自分では一切しない人がいます。にもかかわらず「得になる」と感じた時だけ出てくる人はいませんか?
支払いの際、普段は人任せにして、細かいお金が無いとか、崩してから払うとかでなかなか返さないのに、ひとたび自分がポイントを集めているお店に行けば、率先して支払いポイントをためて周囲から取り立て。
立て替えたものを返してもらうことは当然のことですが、普段自分が行っている行動とあまりにかけ離れていると、周りは驚きを隠せませんよね?
今のはほんの一例ですが、自分の利益にならない面倒なことは絶対にせず人任せ。自分が得するなら、驚くようなスピードで行動にでる。
すべてにおいて、判断基準が「損得」な人。 こういったタイプは無自覚なことが多いようですが、こんなことが続けば性格が悪い人と言われてもしょうがないでしょう。
▼【自分のことしか考えられない】
人に手伝ってもらっても、やってもらって当たりまえ。人が困っていても、私は忙しいから手伝えない。こんなタイプの人いますよね?
人から受けた恩を忘れているのか、はたまた恩を感じていないのかは不明ですが、とにかく自分のことで精いっぱいで、自分のことしか考えられません。
まるで小さな子供のようではありませんか?実際、自分のことしか考えられない“利己主義者”には幼児性を強く持ったままの人が多いようです。
相手の立場にたって物事を考えましょう。幼稚園で習うことですが、性格にやや難ありの人にとってはとても難しいことのようです。
このようなタイプは悪意を持って意図的に行っている、というわけではなさそうですが、周りが大人であればあるほど、わざわざ注意したりせず遠巻きに眺め諦めてしまうので「ラッキー!やらなくても大丈夫!」や「だれも何もいわないから、これでOKでしょう」などという感覚が増殖し、ますます自己中心的になってしまうようです。
▼【感情のコントロールができない】
とにかく嫌なことがあると我慢できずに周りに当たり散らしてしまう。周りの人のせいではなく、自分が原因でも不機嫌な時はそれを隠さず、周りを巻き込みその場の空気を悪くする。
一昔前に「KY(空気読めない)」という言葉が流行りましたが、感情のコントロールができない人も「KY気質」があるといって良いでしょう。
本来、人が自然体でいれば「感情コントロール」はそう難しいことではありません。
過去からの自分にとって良くない記憶が積み重なってトラウマとなり、感情コントロールができなくなってしまったり、これ以上傷つきたくないという自己防衛のために、感情コントロールを失う場合もあるようです。
また、最近急に感情がコントロールできなくなった、という場合はうつ病などの疾患が隠れている場合も。
いずれにせよ、感情を爆発させるようなことが続いてしまえば、「性格が悪い人」と認定され、気づけば周りに人がいなくなってしまうかもしれません。何か原因が隠れているのなら、早急に対応すると良いでしょう。
▼【人を悪く見る癖がついている】
あなたのまわりにもこんな人はいませんか?
謙遜した人に向かって「本当はそう思ってないくせに」などと、物事や人のことを悪い方悪い方へ捉える癖がある人。他人が誉めるつもりで別の人の話をしたときに、否定的な意見を言う人がいます。
例えば、素敵なレストランを沢山知っている知人から、良いお店を教えてもらい友人と一緒に来たとします。
「なかなか良いお店でしょ?このお店は〇〇さんも良く来るそうで、教えてもらったのよ」するとこんな返事が返ってきました。
「へ~!主婦なのにご飯も作らず、外食三昧?何してんだろうね」 人の考え方に規制をかけることはできないので、どういう返答であってもしょうがないのですが、会話のすべてがこんな調子では、この人と一緒に居たいと思いませんよね?
これは思考のクセであることが多いので、少しの間意識して「何か良いところを見つけて発言する」ということを心がければ、物事を良く見るクセに変えることが可能です。人のことや物事を悪く見てばかりのクセがついていれば「性格が悪い」と言われてもしょうがありません。
▼【成功した友人を切り捨てていく】
他人の成功を喜べないだけではなく、悔しさでいっぱいになり許せなくて憎しみの感情に変わってしまう人もいます。
それを隠すことができず、Facebookのお友達を解除したり、LINEのグループから外してしまったり。
このようなタイプは自分が一番でなければ気が済まなくて、自分より幸せな人を切り捨てていってしまいます。
こんなことを繰り返していれば、いつしか一人ぼっちになってしまうのですが、そんな簡単なことにも気づくことができません。
他人の成功を喜べない、他人の功績を認められない人は、やはり性格が悪いと言えるでしょう。
3.性格が悪い場合どうなる?
ブスになっちゃいます・・・
「あの子性格が悪いのにモテるよね。だって顔“だけ”はいいもんね!」なんてことを言ったり聴いたりしたことはありませんか?
でも実は性格が悪いと、顔もブスになっちゃうんです。
表面上はどれだけ取り繕っていても、心の中で常に損得勘定をしていたり、他人に対して「あんな子たいしたことない」と思っていたり、悪い面を見つけることに意識が集中していると、思考がどうしても悪いものに敏感になってしまいます。
トルステン・ハーフェナーの著書「心を上手に透視する方法」の中にこのような記述があります。
【思考と表情の関係は一方通行ではない。思考が身体の姿勢や動作に表れるのと同様、身体の動きや姿勢が、思考や感情に影響する。】
これは、嬉しいから笑うのではなく、笑うから嬉しいことがおこるんだよ。というような意味だと思いますが、「思考と表情の関係は一方通行ではない」のなら、心の中=表情だと考えるのが自然です。
お澄まししていたり写真だと美人に見える顔だとしても、人と話していたり、何か行動している場合は常に思考は働いています。
その時に腹黒いことばかり考えていると、ちょっとした目線や頬の筋肉が、「意地悪そう」な顔にしてしまうのです。 性格が悪いと、どれだけ外見の美容や自分磨きを頑張っても、やっぱりブスになっちゃうのです。
おデブになっちゃいます
性格が悪い人の特徴の一つとして【我慢ができない】ということがあげられます。
感情コントロールできないこともそうですが、何かを決意しても、自分で決めた決めごとに対しても「やっぱり私には無理だわ」と我慢ができず、放り投げてしまうことが多いのです。
何もせずともスタイル抜群な人も中にはいると思いますが、大体の人はキレイなスタイルを維持するために努力をしています。
努力は時には何かを我慢して頑張る必要があるものです。 こういった我慢が出来ず、暴飲暴食をした挙句、運動なんてめんどくさいからと何もしなければ、おデブになってしまうのは当然といえば当然です。
また、活き活き活動している人は、消費カロリーも高いもの。自分のことは棚に上げて、人の文句ばっかりで自分に意識が向いていない人は、どうしても怠惰な生活になってしまうため、カロリーの消費も少なくなり、やっぱりおデブになっちゃうのです。
体格のいい人が性格が悪いということでは決してなく、「性格が悪い人は、自分がもともと持っている資質よりおデブになりやすい」と言えるでしょう。
愛されなくなっちゃいます
性格が悪い人の特徴として、この点も挙げられると思います。「一見いい人に見える。」あるある!と頷いた人は少なくないはずです。
無意識かもしれませんが、自分が性格が良くない自覚があるため、初めて会った人や、まだあまり親しくない人には表面的に「いい人」を演じてしまうのです。
しかし、しばらくすると「性格の悪さ」が本領発揮。周りの人は、「いい人だと思っていた」だけに、そのギャップが大きく、衝撃度が強いのです。
しかし、はじめはいい人だと思ってそれなりに接していたので、性格の悪さに気づいたからと言って、急に態度を変えたり冷たくあしらったりするようなことは、普通の感覚を持った大人ならしないでしょう。
では、どうするのでしょうか?それは、表面上は今までと同じように接しながらも、少しずつ少しずつ、相手が気づかないように距離を取り始めるのです。この時点ですでに、性格の悪い人への心のシャッターは完全に閉められています。
「性格が悪い」なんて面と向かって言ってくれる他人はほとんどいません。しかも、「性格が悪くない人」はあからさまに態度に表さない為、嫌われていることに気づくのも遅れるでしょう。気づいた時には、他人の誰からも愛されなくなっているのです。
4.性格を良くしたい!と思ったら?
素敵なお手本を見つけよう!
友達の中に、この人と一緒にいると心地良いという人はいませんか?
一緒にいると、自分の意見もいつもより穏やかになる。普段なら言い返していたような、自分と異なる意見でもその人と一緒にいるとつられて「そうなんだ。そういう考えもあるよね」と言えるようになる人。
もしいるのなら、徹底的に観察してみましょう。会話中に、その人はどう答えていますか?今までの自分ならどう答えていましたか?
その差をはっきりとさせるのです。そして差が分かったら徹底的にマネしましょう。ムっとするようなことが起こっても、その人ならどういう風に答えるか、どんな態度をとるかを想像して、それを行動に移します。
はじめはうまくいかないかもしれませんが、こんなのは慣れの問題です。一番大変な「自分は性格が悪いかもしれないから直そう」と気づき、行動に移すというステップを乗り越えられたのなら、できないわけはありません。
好きな人に接するように
傍から見ているとどれだけ性格の悪い人でも、好きな人に接するときの態度は、あまりのいじらしさに普段との違いに怒りを覚えるどころか感動すら覚えてしまいます。
誰だって自分の好きな人のことは大切にしたいし、いい人だと思ってほしいですよね。必然的にわがままを言ったり、自分勝手なことを押し付けたりできないはずです。
そうは言ってもこの人にだけは、好きな人に接するような態度はとれない!という場合は、その人は付き合う必要がない人なのではありませんか?
今目の前にいる人を、この世で一番好きな人だと思い込んで接してみましょう。そして、いつもと違った素敵な対応ができた時、自分自身も嬉しくなると思います。
とにかく素直になろう!
誰かから何かを言われたときに「だって」「でも」が口癖になってしまっているのなら、とりあえず「だって」と「でも」を禁止しましょう。ゲーム感覚でもいいんです。「英語NGゲーム」の感覚で、使ったら罰金などを自分に課して楽しみながらやってみましょう。
もちろん、「だって」「でも」以外の類義語も使用禁止です!
想像してみてください。「だって」と「でも」を使わないとなるとどうなると思いますか?
「うん」「わかった」「そうだね」肯定するしかないんです。その後どうするかは自由です。
とりあえず、言われた内容をすぐに跳ね返すのではなく、一度は受け止めてみましょう。そのあとで、自分の意見を言うのなら「性格が悪い」「人の話を全く聞かない」とは思われないはずですよ。
5.まとめ
性格の悪い人の特徴、またそれによる弊害、そして改善方法をご紹介いたしました。「あーいるいる、こんなヤツ!」でしたか?それとも「ドキッ!」だったのでしょうか?
私が思うに、一番性格の悪い人は仲間内だけの軽いグチの範囲を超えて「あの人性格悪いよね」と言いふらしちゃう人なのかな?と思います。
嫌ならそっと離れればいい。それができないなら注意すればいい。性格の悪い人のことを陰で話題にすることは、とても「性格のいい人」がすることだとは思えません。 自分の言動でで周りに不快感を与えないように心がけて、自分も周りもハッピーな毎日を送りたいですね!