[第一印象]とは?
恋愛において
一目惚れと言えるような
第一印象が良い者同士だと
その後の進展もスムーズなのですが
なかなかそうも行きません。
そこで、多くの人は
相手に与える第一印象を良くしようと
身の回りの装飾品や服装に気をつかったり、
外見や容姿、ルックスを少しでも
より良く見せるために創意工夫を重ねます。
そういった行動が
その労力ほど、第一印象において
大きな影響を与えませんが、
それだけの労力を掛けるほど
初対面での印象というのは重要です。
(人は見た目が9割。という
ベストセラーがあるように、
ある程度の科学的証明もされています。)
第一印象というのは、
直感的なもの。
それぞれが醸し出す雰囲気の様なものです。
これをコントロールすることが出来れば
恋愛コミュニケーションにおいても
有利に働きます。
人間は本能として
物事のギャップに興味を惹かれる
習性があるので、
第一印象と、
その後に与える印象との間に
意図的にギャップを持たせた場合、
相手に対する印象操作をすることも可能です。
例としては、
自分ではとても良く理解出来ている様な
相手に好かれやすい様な部分、
そう言った自己の性格を
その後のコミュニケーションに
利用することを前提として
第一印象として
相手へ与える印象を操作するために
それとは反対となる様な振る舞いを取ること。
第一印象の段階では
相手が嫌と思うであろう部分に
相手の意識を向けて、
第二印象、その後の印象を与える段階で
自分が得意とする
好かれやすい様な印象を演出する。
こう言ったプロセスを踏むことで
ギャップ効果を利用することが可能です。
ゲインロス効果と呼ばれる様な、
心理効果を利用する場合は
第一印象は良くない方が有利ともいえます。
付き合いの期間が短い場合において
第一印象が良すぎる場合、
相手に対する評価基準が
第一印象くらいしか
存在していない訳ですから
その後の付き合いの中で
相手に対するハードルは高くなり、
少しの失態で評価の増減が起こります。
人間の記憶というのは
大抵の物事に対して
上書き保存されていくものだと
考えて大きな間違いはありません。
これは、ピークエンドの法則といって
人間の脳は新しい情報ほど
正確な情報であると認識するように
出来ているからです。
こう言ったことからも、
恋愛コミュニケーションの秘訣として
第一印象と第二印象、
これらの印象をコントロールは
とても重要だと言えます。
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